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ベンチャー支援組織のWiLの共同創業者伊佐山元さんが、世の中には2種類の「賢さ」が存在しており、本で勉強して頭がよい、いわゆるガリ勉タイプの「Book Smart」と、実際に色々な経験や行動を通じて、失敗や成功を重ね、動きながら学んでゆく「Street Smart」で、ベンチャーや新規事業の立ち上げに向いた人間は、後者のStreet Smartなタイプが多い、というのは尤もであり参考になると思う。

ベンチャー経営やイノベーションの現場では、従来の常識や理論がむしろ邪魔になるケースも多く、その意味では、自分の直感やミッションを信じて、動きながら考える、動きながら軌道修正する、まさにStreet Smartな人間の方が活躍できるというわけである。

完全な情報がない中で意思決定をしなければならない判断力や、失敗してもさらに挑まなければならない度胸など、予見不能な環境の中で、前に進まなければならない強い心と勇気が必要であり、この精神的な耐久性は、リスクをとるためには不可欠といえるのは間違いないだろう。

日本の大企業には多くのBook Smartな人材が眠っており、その豊富な人材の一部でも、子会社や新規事業の経営の経験を若いうちに積ませて、Street Smartのセンスを身につけさせることはできないかと提言しているのはよく理解できる。

http://www.nikkei.com/my/#!/article/DGXMZO78940470X21C14A0X12000/