起業を生涯に2度以上繰り返すシリアル・アントレプレナーに関する経済産業研究所RIETIコラム(松田 尚子フェロー)が興味深い。米国のVCから投資を得る起業家のシリアル・アントレプレナーは他の起業家に比べVCから高い企業価値評価(valuation)を得る傾向にある、特に過去に高い金銭報酬を得た場合はさらにその傾向が高い、シリアル・アントレプレナーは他の起業家に比べ売上高が多い、1度目に成功した人はしなかった人に比べて2度目以降に成功する確率が高い等々。やはりというか、納得できる内容である。
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0384.html
 
インテルの投資部門であるインテル・キャピタルの投資先のスタートアップ企業やインテルの顧客企業、グローバル企業のトップなどが一堂に集まるインテル・キャピタル・グローバルサミットの様子を瀧口範子さんが伝えている。インテルの投資を受けると、スタートアップ企業が苦労しがちな営業基盤の確立など瞬く間に恵まれた環境に組み込まれる点や、インテル自身もこうやっていることで結果的に「波及力」を持つことになるという点が面白い。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20131030/1110425/
 
航明氏(Tech-On!特約ライター)によるコラムの最終回「イノベーションの再認識」は、興味深い内容となっている。(1)イノベーションは情熱で生まれる(イノベーションは、神秘なものでもなく、複雑なものでもない、簡単に言うとやる気だ)、(2)イノベーションは模倣から始まる(シャープ創業者早川徳次氏「まねが競争を生み、技術の底上げをし、やがては社会の発展につながる」)、(3)イノベーションは様々だ(中国発祥のラーメンは日本で進化し、ついに本場の中国でも花咲いた)、(4)イノベー...ションには国民性がある(「一方水土 養一方人」:その地の環境は人をつくる、イノベーションはその国ならではの特徴を持っている)などその通りだと感じる。またHuawei社創業者の任正非総裁が、約10年前、日本の良さと日本企業の問題を独自の視点から分析しHuawei社がどうすべきかを冷静に省みていた内容には感心する。勤勉、真面目、謙虚は、多くの外国人から見た日本人の良さである一方、良さが時に足かせになるのも間違いないだろう。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131025/311427/?ST=observer&P=1
 
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