


出発時、自分のトランクが積み込まれたか未確認で不安という人が出てきて時間を費やすトラブルがあったが、自分も注意が必要と再確認した。
そういえば乗客のうち2組にスリの被害があったらしく、1組はパスポート半券(イミグレーションカード)、 現金、航空チケット控え、家の鍵の入った財布を手持ちのバッグから抜かれたらしく、全く気が付かなかった模様。
もう1組は航空チケット控えがなくなっているとのこと、これは旅行会社を通して再発行してもらうのだろう。
現金も旅行傷害保険でカバーされる由だが、イミグレーションカードは一寸厄介そうで、最後まで旅行会社関係者で対策を相談していた。
ウラジーミルまで約180kmだが、事故による渋滞が続く中、服用している血圧降下剤の影響で頻尿の男性が我慢できず、途中で路端停車し立ちションせざるを得ない状況であった。
その後も渋滞が酷く再度路端に停車、皆で青空トイレという事態になったが、これもまた旅の一興という所かもしれず、皆生理的欲求が一応収まり落ち着いた模様だった。
モスクワを朝8時過ぎスタート、ウラジーミル到着は16時過ぎになり、平均時速20km余りというひどいドライブになった。
事故が5件ほどあり自然渋滞もあったが、土曜日の下りということで渋滞は予想できたようにも思え、ホテルの朝食が7時からが遅ければ弁当にするなどの案もあったのではないかと感じた。
大幅遅れの昼食を簡単に済ませ所定のルートへ向かう。
ウラジーミルは35万人ほどの街だが、12世紀初めウラジミール・モノマフ公が要塞を造り自分の名前を与えたのが始まりで、同半ばにウラジミール・スズダリ公国の首都となり、ウスベンスキー大聖堂が建立されており、全体が世界遺産になっている。
同寺院は石灰岩を用いたもので、モスクワで見た同名の大聖堂の手本になっている。
敷地内に外壁のレリーフが素晴らしいドミトリエフスキー寺院、近くに首都防衛用に築かれた黄金の門(現在は軍事博物館)がある。
さらに、35kmほどのドライブで人口1万人ほどの街スズダリに到着。
のどかな田園地帯に50ほどの古い修道院や教会が存在し、18世紀のまま周回遅れの魅力として、博物館都市となっており、素晴らしい。
白壁で小じんまりしたロジェストヴェンスキー大聖堂を観た後、スパソ・エフィミエフ修道院では鐘楼の鐘の演奏(ベルコンサート)を楽しんだが、これは1人で両手両足を駆使するもの。
ホテルも田舎風で冷房はなく、電気蚊取りが用意してあった。
ロシアでは蚊取りが必須と聞かされており、電池式のものを一応準備してきたが、使わないで済んだ。
この地の他は、エアコンが効いていたせいか、蚊取りの心配はいらなかった。
翌日、さらに黄金の環の一部であるセルギエフ・ポサードに向かったが、ここはトロイツェ・セルギエフ大修道院(世界遺産)を中心とした街で、ここはロシアの文化的中心になっており、現在でも300人ほどの修道僧が生活しているらしく、熱心な信者の列が続いていた。
次は、モスクワに戻った後、空路サンクトペテルブルグへ向かう。