
在米ベンチャーキャピタリスト伊佐山元さんも、ブログの中で、次のように旅の効用を説いているのは面白い。
「旅に出て、日常から離れることで、自分自身への認識も高まる。
日本の常識は世界の常識ではない。
自分の常識も、異人の常識ではない。
世界の理解。
日本の理解。
そして自分自身の理解。
このすべてをバランス良く理解することが、これからの日本人に求められる素養だ。
旅の楽しみは、何といっても旅行中の一期一会の出会いである。
ラウンジで隣になった人。
長い旅路の隣の席に座った人。
ちょっとした偶然で会話が始まり、そこから得られる多くの学びと驚きは、時に人生を愉快にしてくれる。」
ところで、経営共創基盤(IGPI) ディレクター古川尚史さんが、インドを引合いに出しながら、新興国中間層ボリューム市場への戦略を説いている。
インドでのテレビ市場のように、新興国の市場には、先進国中産階級以上の所得で先進国的な消費生活をする、現地富裕層向けの『富裕層ニッチ市場』と、経済発展によって登場し、生活の利便性・質の向上を満たすシンプルな低価格品を買う、世帯数も多い中間層向け『中間層ボリューム市場』の二つが同時に存在しているという。
新興国において大きな事業規模と成長を得るには、『中間層ボリューム市場』獲得に取り組む必要があり、具体的に攻めるには、次の点によく配慮する必要があるというのは的を得ており、参考になるのではないだろうか。
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韓国現代自動車のインド進出において、多くの他外資系メーカーが既存中型車をインドへ投入してきたのに対し、初めから小型車に焦点をあわせ市場投入し、灼熱の気候に対応できるエンジンの冷却機能や未舗装の道路に対応できるサスペンション、モンスーンで水没しても壊れない防水対応の電装部などの市場では不可欠な仕様を織り込めたのも、綿密な市場調査をしたかららしい。
競合のビジネスモデルを捉え、競合以上のビジネスモデルを構築する
『中間層ボリューム市場』の獲得には、既存のビジネスモデル、ルール、やり方に捕らわれずに新たなビジネスをゼロからつくる必要がある。
実践での試行錯誤をよしとする
事業立ち上げフェーズでは、実行の障壁となる想定もしない事態(現地では当たり前の事態)が多々起きるのも新興国の特徴といえる。
い屬譴覆た念を理解されるように届け、事業を育成する
外部環境変化に一喜一憂することなく、10 - 20年後の会社を支える屋台骨の一つをつくる行為として、じっくりと腰を据え、取り組んでいくことが必要。