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燃え尽き症候群の危険は、グローバル社会の進展による競争激化もあり、ますます増加しているように見える。

ITプロフェッショナル向けとしているが、Scott Lowe氏の TechRepublic誌への寄稿に、自らの体験をもとに、燃え尽き症候群への予防処方箋として、能率の低下や不健康なライフスタイルにつながりかねない、避けるべき内容を挙げているので、紹介したい。

自ら省みると、若い頃、がむしゃらに仕事をしていた時代には、全てに当てはまるような気がしてしようがない。

①絶対にノーと言わない
既存の組織環境を踏み越えることなく「特定時点における特定の人々を満足させる」という観点に立つべきである

②休暇を取らない
仕事から一定期間離れるということが許されず、年中無休の24時間体制で連絡を取れるようにしておくべきだと言われるのであれば、新たな仕事を探した方がよいだろう。

③昼食を抜く
昼食を取る必要性を感じておらず、食べることよりも仕事を片付けることの方が大事だという人がいるが、短い休憩を取らずに仕事を続けていると、ストレスがたまりやすくなる--そして最後には燃え尽き症候群に陥ってしまうわけである。

④異常なほどの長時間労働を続ける
年に1度くらいはとんでもないほどの長時間労働を行う必要が出てきて、それに対応することが求められるかもしれないが、それが常態化すると、あっという間に組織全体が燃え尽き症候群に陥ってしまうだろう。

⑤家族との時間をないがしろにする
家族との時間を後回しにする従業員は、後々さまざまなかたちでそのツケを払うことになり、そして、後で埋め合わせをしようとすることでストレスレベルが上昇する。

⑥健康に気を遣わない
できるだけ運動量を増やすようにし(階段を使ったり、昼食の際に歩いて出かけるなど)、健康的な食事を心がけ、仕事中にジャンクフードを食べないようにしてほしい。

⑦趣味の時間を削る
好きなことを見つけ、そのための時間を捻出するようにしてほしい。

⑧独力で行う
何もかも「独力で」行う必要はないのであり、組織で同レベルの地位に就いている人物や、異なる指揮系統に属している人物で、信頼できる同僚を見つけ友人になる、あるいは、同様の組織で働く人々のネットワークを見つけともに活動したり、必要に応じてコンサルタントの力を借りる。

⑨周囲に過度の期待を抱かせる
空手形を切ったり、約束を守れなかったりしたがゆえに周囲に過度の期待を抱かせる結果になった場合、疲労困憊するレベルにまでストレスがたまるうえ、仕事を増やしたかどで部下から恨まれることにもなるだろう。

⑩徹夜する
徹夜続きという状況は、何かが大きく間違っているという証に他ならず、組織のスケジュール自体に問題があるのか、仕事を抱えすぎているかのいずれかというわけで、このため、燃え尽き症候群に陥る前に何とかしなければならない。