2009年の国内外付型ディスクストレージシステム市場投資額は1,712億4,800万円で前年比成長率はマイナス24.5%。2010年は2年連続のマイナス成長となる見通しで、投資額1,617億2,900万円、前年比成長率マイナス5.6%とみており、産業分野別にみると、全17産業分野中、前年比1.0%増の「医療」を除いた16産業分野でマイナス成長、そのうち13産業分野では、マイナス幅が2桁台となる大幅な落ち込みとなっている。
特に落ち込みが大きかったのは、輸出不振や内需低迷の影響を最も受けた「組立製造」と「プロセス製造」で、どちらも前年比30%を超える規模のマイナス成長となっている。
今後の伸びとしては、2010年以降、同市場の産業分野間の回復速度には差が現れるとみている。
「情報サービス」がいち早くプラス成長へ転じる一方、企業業績の回復が遅れている「組立製造」や「プロセス製造」は、2010年も10%超のマイナス成長が続き、さらに投資抑制が続くものと予測、一方、「情報サービス」は、企業データの外部保管サービスやクラウドへの投資意欲を背景に、今後、最も成長が期待される産業分野とみている。
ただし、ディスクストレージベンダーの指向としては、国内市場での維持もあるが、やはり大きな伸びを期待される海外市場への展開、グローバルな競合を意識せざるを得ないのだろう。
