
議会のスタッフを対象に10日、ワシントンで行われた説明によると、調査では58の事故データ記録装置(ERD:これは航空機のブラックボックスに似たもので、衝突時に何が起きたかの情報を得られるもの)が解析されたが、58件のうち35件は運転者が全くブレーキペダルを踏まなかったことが示され、14件では中途半端なブレーキ踏み込み、9件では衝突直前でのブレーキ踏み込みが示されたという。
このほか、ブレーキが踏まれたあと戻されたケースやブレーキとアクセルが同時に踏まれたケースがいくつかあり、ブレーキペダルがフロアマットに引っ掛かったケースも1件あり、5件ではERDが働かなかったらしい。
まだ調査は継続されており、現在はトヨタ車のソフトウエアと機械系統、および電磁干渉に対する脆弱性の調査が行われているとのことであるが、まずはトヨタ関係者はほっと胸をなで下ろしていることだろう。
各種の訴訟に対しても有利な方向に向かうことが期待されそうだ。
ただ、その後、トヨタはかなり頻繁にリコールを実施しており、信頼性の回復にはやはり時間を要するのではないだろうか。