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最近、You Tubeで、昔楽しみに見ていたテレビ番組のイントロ部分などをダウンロードしてみたが、我ながら驚いたのは、日本の番組よりアメリカのものがはるかに多いということだった。

まだテレビも始まって歴史が浅かった時代とはいえ、「ローハイド」、「ララミー牧場」、「拳銃無宿(Wante Dead or Alive)」などの西部劇や、「アンタッチャブル」「スパイ大作戦(Mission Impossible)」、「ベンケイシー」などでの人間くさいドラマ、さらに「うちのママは世界一」、「パパは何でも知っている」などのホームドラマでは、アメリカの中流生活がいかに豊かであるかを目の当たりにもした。

こんなことから、自然と、アメリカ人の生活、ものの見方が将来像として先に掲げられていたようなものであったと思う。

最近読んだ寺島実郎さんの「世界を知る力」で、「長い歴史の中における戦後という特殊な時空間で、アメリカを通じてしか世界を見なくなった戦後日本人」を取り上げているのは、自ら省みても納得できる。

この中では、大中華圏、ユダヤネットワーク、ユニオンジャックのネットワークや、「日米関係は米中関係である」などの持つ意味など面白い視点から語られている。

寺島さんは、入社した三井物産で世界の拠点で苦労しながら仕事をした経歴を持つが、たとえ生活の糧を得る手段にすぎないとしてもサラリーマンとして帰属する組織での仕事に積極的に貢献し、評価を高める努力をすることはきわめて重要としたうえで、それにはとどまらず、自分の時間を確保する努力をし、会社の外の研究会に参加したりフィールドワークをする試みを続け、それを毎夜机に向かい整理して作品にしてきたという。