

商店街のシャッターも下ろされている時間が多く、この町はどうしてしまったのかという感じを持つことが多い。
私の部屋に、昨年、ニューヨークハーレムのアポロシアター前で手に入れたサイン入りの絵がかかっているが、ブラインドシャッターが下りていても、「ハーレムのピカソ フランコ・ザ・グレート」が描くようなシャッター絵でもあれば、話は違うだろうと思ったりもする。
ところで、財団法人 日本産業デザイン振興会(JIDPO)が2009年度グッドデザイン大賞を発表したが、ワークヴィジョンズ+岩見沢レンガプロジェクト事務局が手がけた「岩見沢複合駅舎」が受賞している。
岩見沢複合駅舎は、2000年12月に焼失した岩見沢駅舎を、駅と市施設との複合施設として再生したもので、建設する際は刻印レンガを用いるなど、市民が積極的に参加したという話が伝わっていた。
デザイナー(ワークヴィジョンズ 西村代表)のコメントとして、
「4代目となる岩見沢駅舎には、建築という枠を超えて、街再生へ向かう強い意志が求められている。
新しく生まれた駅舎は、これからの街を担う若者達に岩見沢の記憶を伝え、改めて岩見沢の未来を見据える舞台である。
駅からまちづくりへ。
この施設の本当の価値は、地域のよさを掘り起こし、人と人との繋がりを再生しながら、これからのまちづくりに繋げていくことにある。
4代目岩見沢駅舎は、そのはじまりに過ぎない。」
とある。
東京を中心とした大都会に人間が集中し地方がさびれていくのでは、如何にも寂しいし、日本という国が成り立っていかないように思う。
そんな思いを改めて感じている。