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最近、大不況の影響で、大企業が設備投資をストップ、或いは見直すなどして、中小下請け企業の経営が懸念され始めている。

大企業でも、昔と違って、自前の研究所で全てを研究・開発することが事実上無理になり、グループ内外の子会社群で分担したり、場合によっては産学連携を利用したりする時代になっている。

こうして、企業の基本的なクリエイティブ性が必ずしも上位企業側にない例として、例えば、自動車メーカーの新規技術の大半が部品メーカー側で開発され、特許も出ているといった状況がよく言われる。

ところで、多少関連するが、経済産業省商務情報政策局の村上敬亮さんの最近のブログで、コンテンツ制作業が抱えている課題が農家の抱えている課題と、ものすごくよく似ており、広告制作下請、ソフトウエア開発下請、印刷下請、その他、クリエイティブということに関わる製作現場の多くが、実に似た課題に悩まされているという面白い指摘が出ている。

世の中の進歩を促す全ての基本に、イノベーション、クリエイティブ性があるのは、誰しも認めるところと思うが、如何に生み出させていく社会構造としていくかが重要な政策であり、その国の発展の可否を握っている。

国民性もあるかもしれないが、やはり、教育と投資の2点に集約されるのではないだろうか。

ここの所の不況感覚で、社会全体が縮こまり傾向にあるが、ここで本当に先を見た重点的な投資と長い目で見た教育への取り組みが必要と感じずにはいられない。