
地図に加え航空写真のサービスが始まったときも、正直面白いと思ったが、今回のは、まさに通りの風景がそのまま見えるので、便利というよりまだ目にしていない所を見てみたいという気が起きる。
ところで、こんなサービスにもやはり落とし穴がありそうで、いくつか問題点が上がっているようだ。
例えば、コンサルタントのクロサカタツヤさんは、次のような点を上げている。
一つは、人格権としての肖像権の侵害で、要は「勝手に撮るな」という話である。
二つ目は、財産権としての肖像権(パブリシティ権)の侵害で、勝手に撮った写真で商売するな」という話である。
三つ目は、より幅広なプライバシー権の侵害で、肖像とは別に、その場所にいたことを知られてしまうことも、一種のプライバシー侵害となるわけで、たとえば、「ラブホテルに入ろうとする二人」のように、自分がいつどこにいるのか、という情報はプライバシーそのものである。
他にも、肖像、位置情報、時間情報等を隠匿することが業務要件となっている場合威力業務妨害、警察に対しては公務執行妨害に該当する可能性などがあるとされている。
つまるところ、こうした個人のプライバシーに踏み込んだサービスを展開する資格が、本当にGoogleにあるのかという点になってくる。
Googleの旺盛なビジネスマインドが、従来の社会的常識、或いは良識といったところと抵触してくる可能性は他にも出てくるような気がする。
それでも、このようなアグレッシブさは、起業する側の人たちには見習うべきではないかと感じている。