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任天堂のWiiが日米ともに好調で、次世代ゲーム機戦争の第1ラウンドを制したとのニュースが流れている。米国市場でも、1月の販売台数はWiiが43万6000台と、Xbox360の29万4000台、ソニーPS3の24万4000台を大幅に上回る結果だったらしい。
国内では1月の家庭用ゲーム機販売台数60万台のうち、シェアは任天堂が68%、PS3が25%、Xbox360が7%とのことで、Wiiは小売店での品切れ状態が続いている模様である。
欧米や日本のオークションサイトでは、250ドルの小売価格を平均35%上回る水準で取り引きされているとの報道もある。

ゲームといえば、ビル・ゲイツ氏と奥さんが、自分たちの娘(10才)に対し、宿題に必要な時間を除いて、1日のゲームで遊べる時間を合計45分、週末は1時間と制限しているというReutersの記事が出ている。
子供の教育のためには、Xbox360を自由に使わせるわけにはやはりいかないようである。

一方、米国の18~34歳の男性では、平均週12.5時間と最も長時間ビデオゲームをプレーし、逆に平均週9.8時間しかテレビを見ないという調査結果があるらしい。
また、無料の「Tetris」やカードゲームなどの「カジュアルゲーム」のプレーヤーは、1500万人を超えるそうだ。
 
この成長著しいビデオゲーム内での広告という市場に、MicrosoftもGoogleも買収戦略を使いながら、虎視眈々と参入を図ろうとしているが、まさに抜け目がないという感じであり感心もする。