
(株)びぎねっとの宮原 徹社長&CEOの講演があり、相変わらず元気一杯にプレゼンをやってくれた。PPT資料の頭の会社紹介部分でさりげなくCEOに(Chief Enkai Officer)とカッコ書きしたり、会場でデモオペレーションの人やビデオ撮影をしていた人とのやり取りなど本当に良い意味での学生ののりという雰囲気を持っている。
丁度、ライブドアの上場廃止と重なった時期だが、堀江元社長の悪い点、問題点は多く指摘され報道もされてきたが、彼の持つひたすら前に進もうとするAgressiveさ、学生仲間ののりといった部分は否定されるべきものではない。創業時のMicrosoft社のビル・ゲイツの仲間、最近のGoogle社などこのような雰囲気で立ち上がってきた面が強い。
ただ、キャラクタの強い一人の人間だけではどうもうまくいかず、堺屋太一氏の小説に秀吉に対する弟秀長の名補佐役ぶりを描いた作品があるが、ホンダ、ソフトバンク(孫氏と北尾氏)の例を引くまでもなくこの組み合わせは成功への必須条件とも思える。勿論、一人二役でこなせるスーパーマンもいるだろうが、如何に自分にとって確かな補佐役を見つけられるかが重要だろう。金庫番的なCFOという役割かも知れずケースバイケースで差があると思うが、ベンチャー創業者たちと仕事上会うことの多いため、このように感じることが多い。、