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昨日(1/14)私の住む神奈川県二宮町でTVにもよく出ている樋口恵子さんの「元気に老いる」という講演があり聴いてきました。私の家内が理事として手伝っているNPO(”たすけあいワーカーズ大空”という所)が主催したもので、生憎の天気で来場者が少ないと申し訳ないということもあり出かけてみたら大変な盛況で入りきれないほどでした。内容も中々面白かたのですが、確か74歳で2時間立ったまま全く疲れた様子もなく話を続けた元気さにまず驚きました。色々面白い話題を取り混ぜながらの中で、特に印象的だった幾つかの点をご紹介しておきます。一つは、今や人生50年から100年の時代に入ろうとしていますが、何故女性の寿命が男性より7歳も長いのか、奥さんに先立たれた男はどうして短命かというものです。元々出産に耐えるため丈夫に出来ている他に、神奈川県立大の副学長でもあった中村先生という方の意見によると、女性は一人になっても自分で料理をするため食生活の点で優れている、料理の食材などの買い物も体を動かすと共に意外とマルチに頭を回転させている、男性が晩酌をしながらうまい食事を一杯食べるのも結構であるがその後すぐ寝てしまうのは体に悪いそうで最低30分は立っていないとまずい、この点後片付けなどやっている奥さんの方が良いなど思い当たる点が結構あります。また、定年退職しても自分の出来る範囲で社会と関わりあいながら何らかの仕事を続けていくことが、体にも、精神的に老人性うつ病などにもならず必要でその際報酬などは現役の何分の一でよい。これは私自身も始めた所なので我が意を得たりという感じですが、一方、男子厨房に入らずを続けてきた習慣を見直そうと考えています。