先日、出張でハルビンに行ってきました。

訪問したお客さんは大変友好的で和やかに話が弾んでいました。

お客さんと目と鼻の先に侵華日軍731部隊の跡地があるというので、よかったら見学して行かないかとの話になりました。 四人の中国人と一緒にでしたが、彼らは731部隊など(南京大XXも)正規な教育で教えられているとのことでした。 私は731部隊のことは、20年ほど前にあるきっかけで知っていましたので、ほぼ彼らと同程度の知識はもっていました。 跡地は記念館になっていて、731部隊関係者の書いた書簡や、実験道具、写真などが展覧されていました。  当然、石井四郎中将はじめ幹部たちの顔写真もあります。


 恋人契約に至らなかった娘と出会った最初の頃に「あなたの肉親は中国人を殺しましたか?」との質問をされました。 実に屈託のない笑顔でさらりと出た質問でしたのでドキッとしました。 彼女もハルピンで育ったので私の親族がそのようなことをしていて当然と思っていたのかもしれません。 中国の人たちとの交流でいつも感じるのは、そういう過去の事件と今の日本人はは関係ないと、彼らが感じているということです。 日本人がアメリカ人に抱く感覚に似てるかもしれません。 今回の同行した4人の中国人たちや、深い付き合いの本命1本命2も(言葉はもちろんのこと)同じ感覚を持っていると感じます。


 脱線しましたが、どうやって別れたかですが。。。

 状況的には、如家快捷酒店のある一室でことをいたし、いろいろ話をしてゆくなか、北京妻の証を売ってしまったことがわかったので、私は大変悲しいから話を始めました。 彼女は指輪がなくても、大好きなネックレスがあるから私は悲しくないといっていました。 う~ん。 最初っから話がかみ合わない。 あなたの気持ちでなくて、私の気持ちを話しているのですが。。


 まず、別れに際してどの言葉を選ぶかですが、まずは電子辞書での「さよなら」を引いて「再見」を使ってみました。 当然のことながら彼女は笑顔で、「それじゃまたね、さよならね」という感じのリアクションでした。 それではということで、「告別」の文字も使ってみましたが、彼女は何かいっぱい話していましたが、どうもどこ行くのか?というような質問であったようで、男女の別れとは程遠い感じでした。 結局別れできないまま家に戻ってきました。


いろいろ調べ男女の別れには「分手」を使うことが鉄則であるようなので、さっそく短信したところやっと意味が通じました。 「指輪の件から、あなたは私を愛していないことがわかったので、分手することに決めた」という内容であったと記憶しています。 確かに、二人とも、そんなに愛情があったわけでなかったので、上記のロジックはそのまま受け入れられました。 別れたくないとの返信が来ましたが、金銭が理由であるのはお互いの共通認識であったはずなので以外に簡単でした。 


 引きずらないためには、なるべく早いうちに別れを決めるのが、こつであると思います。