前回ブログより4ヶ月も空いてしまいました。

昨年は、ブログを通してお付き合いのあった方(のご家族)、普段参考に読ませて頂いていた方、そして、私のブログにおいて「奇蹟の方」と勝手に呼ばせて頂いていた方の最後の御一人まで、本当に多くの方が最期まで必死にガンと戦って旅立っていかれた年でした。

このブログを書き始めてから、こんなに多くの方が次々と旅立っていかれた年は今までになかったので、母親の肺がん闘病記を書いている私としても、闘病ブロガーの方の(ご家族の方の)訃報を知る度に心が圧し折れていました。。

さて、このブログは、母親の闘病ブログである以上、この4ヶ月ちょっとの間の母親の様子を書いていきたいと思います。

先ずは、腫瘍マーカー(CEA)の推移です。

9月2日(→408)

9月16日(→362)、ランマーク注射日

9月30日(→312)

10月14日(→295)、ランマーク注射日

10月28日(→262)

11月11日(→273)、ランマーク注射日

11月25日(→288)

12月9日(→333)、ランマーク注射日

12月25日(→375)

1月6日(→450?)、ランマーク注射日

TS-1は昨年の3月下旬より朝晩二回、25mg×2の4週間服用をスタートさせましたが、副作用(極度の便秘と食欲不振)から、既にブログにも書いていますように初夏辺りから二週間服用、二週間休薬のパターンに変更致しました。

ただ、この服用パターンでも服用10日目を過ぎる辺りから母親の様子にきつそうな感じが見受けられたので、腫瘍マーカー(CEA)も下がっていることだし、ここは母親のQOLを保つことが先決との思いから親父と相談の上、TS-1を10日服用、18日休薬というふうにして貰えないか担当主治医に談判いたしました。

主治医の方からは、折角TS-1が効いている以上、ここは我慢して服用しましょうとのお話がありましたが、いつも側で母親の辛そうな様子をみている親父が押し切り、10月中旬よりTS-1の10日服用、18日休薬という形になりました。

この10日服用、18日休薬というかなりの変則パターンは、母親をかなり楽にさせ、この期間はかなり快適に過ごせたと思います^^

電話の声も、かなり元気になり、普段中々、会わない母親の遠くの知人からは、「末期の肺ガンだなんて絶対に誤診だよ。手配するので私の知り合いの大学病院の先生にもう一度診てもらわない?」等、本気で電話口で心配される状態まで戻りました(笑)。

体重の方も、48~49kgを維持し、食欲も普通にあったようです^^

しかしながら、この服用パターンに変えてから腫瘍マーカー(CEA)が上がりだしたのもまた事実で、12月中旬より再び以前の二週間服用、二週間休薬という形に戻りましたが、徐々に上がりだしたCEAの上昇は抑えることができず(昨日の時点)、二週間後の20日に今一度、CEA検査をして、このまま上昇が止まらないのであれば、TS-1は止めて、「5thイレッサ」を入院してチャレンジすることになりました^^;

私自身、母親のTS-1は3月下旬より始めた抗がん剤なので、10日服用にしろ2週間服用にしろ、そろそろ耐性がつく頃なので、仕方がないのかなという思いと、二週間服用で上手くいっていたのに10日服用ということにチャレンジさせたから「寝た子を起こす」ではありませんが、CEAの上昇を招いたのかな、たかが「4日」されど「4日」だったのかな・・・母親には申し訳ないことをしたのかもしれないなという思いが現在は交錯しております。

そして、昨日は脳のMRI検査、骨シンチなどの全身検査日でした。

不幸中の幸いで、CEAの上昇は依然続いているものの、脳にも骨にも他の臓器にも転移はなく、只、肺の部分の影がちょっと濃くなっているのかなという診断結果で、上記にも書いておりますように、二週間後の20日に今一度CEA検査をしてTS-1続行か、前代未聞の「5thイレッサ」挑戦になろうかと思います。

5thイレッサ挑戦への理由としては、前回4thイレッサを止めてから10か月近く間が空いていること、そして、新薬の「ジオトリフ」が、副作用も含めての評判があまり良くないことなどを、現状の母親の様子と照らし合わせての総合的な判断だそうです。

兎に角、予想外に10か月近く、少量で効いてくれたTS-1には今は感謝の気持ちで一杯と同時に、前代未聞の5htイレッサに対しては、、、どう言えばいいんでしょうか・・・期待感とも不安感とも高揚感とも違う、この感情の正体は一体なんなんでしょう・・・・。

取りあえずは、20日の結果待ちです。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

市川


がん・腫瘍 ブログランキング


にほんブログ村 病気ブログ 肺がんへ
にほんブログ村