母親は予定通り今日、入院し、明日、ナベルビン・ジェムザールの9回目の点滴投与となります。

今回は、退院直後の一泊二日の温泉旅行までは順調だったのですが、自宅に戻って来てからが。。なんでも、変に腰を捻ったようで、動くと(姿勢を変えると)痛み出す状態になり・・・又、右足脹脛部分も何時ものように浮腫みだしと・・・活動は大分、制限されたようです。しかしながら、食欲は順調のようでして、久々の55kg台を記録したと喜んでいました。

只、京都旅行に来月か再来月に行くと張り切っていたのが、突然の腰痛と、相変わらずの抗がん剤前の右足脹脛部分の浮腫みという現実問題から急に弱気になり、「京都に行くよりも、一度、ホスピス(緩和ケア病棟)の見学に行こうかしらね・・・。」と昨夜の電話では言っておりました。。

そして、今回の自宅療養中に、新聞とテレビで「ランマーク」による
重い低カルシウム血症の副作用で2人が亡くなったということを知ったみたいで、母親は、「何だか怖いから今まで通りゾメタを点滴して貰うよ」とのこと。

まぁ、朝日新聞には、これまで約7300人が使い、血液中のカルシウムが減ったことによるけいれんや不整脈などの重い副作用が32人にみられ、厚労省は7月、発症を減らすため、使用患者にはカルシウムをとらせるよう注意を呼びかけたが、その後2人が亡くなったため、注意喚起を強めたと書いてありましたね。

重い重篤な副作用の人は、ランマーク使用者の0.5%にも満たないんで試してみる前から拒否するのはナンセンスかとも思うのですが、母親に言わせると、「私だって効く可能性が少ない治療法(複数回のイレッサローテーション、少量のナベルビン・ジェムザール)をこれまでやってきてそれが私の場合は運良く当たったので、、今度は、違った意味でアタルかもしれないと思うと・・・。」

こう言われると、、、私も何とも言いようがありません^^;

「どんな治療法にも何がしかの副作用があるんですよ」との口癖は前任の主治医でしたが、実際に治療を受けるのは母親自身であり、長い付き合いである(笑)ゾメタが使える以上、0.5%とはいえ、今更、冒険するのは怖いのかなと思い、ここから先の、ゾメタorランマークの選択は母親に委ねようと思います。



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