『殺意 ストリップショウ』初日観劇
シアタートラム

トラムで❗栗山さん演出❗鈴木杏ちゃんの一人芝居❗
絶対観たい❗…と、チケット発売を楽しみにしていたけれど、新型コロナの影響でチケット発売日が延期😢(当初は発売延期/発売日未定、とのアナウンス)
公演はどうなるかなぁ、無事に公演が行われても、席数の減ったチケットが入手できるかなぁ…と思っていたが、チケット入手できたし、無事に初日を迎えられた😊


ある一人の女性によって語られる、彼女の身の上話
戦時中、兄から希望を託され送り出されて上京
戦中戦後を通しての彼女の変化、そして、とある人物への殺意を抱くようになるまでの経緯が語られる

脚本がとてもおもしろい
1950年の作品のようだが、古さを感じさせず、ぐいぐいと話に引き込まれる
2時間飽きずにあっという間❗

舞台美術、衣装、小道具、照明、音楽…すべてがとても効果的に作用し合う
栗山さんの演出はやはり素晴らしい😆✨

鈴木杏ちゃんは、
2時間喋りっぱなし❗
すごい台詞量❗
圧巻❗
目まぐるしく表情が変わる、渾身の演技
まさに、美沙子を生きている

脚本・三好十郎、演出・栗山民也、出演・鈴木杏
素晴らしい出逢いの化学反応

初日で既に素晴らしい完成度だったけれど、公演日を重ねてどのように熟していくのか楽しみ


劇中、戦中戦後の、左翼、右翼、転向、再転向…の台詞があり、
先日観劇した『人間合格』にも重なる内容だなぁ、と思っていたら、「『インターナショナル』を歌っていた」という台詞が出てきて、おおおお!と
(『人間合格』で『インターナショナル』を歌うシーンがある)
最近、思想について考えてしまう作品が続くなぁ…と思いつつ

2時間(休憩なし)

2020/7/11

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