「『Q』:A Night At The Kabuki」観劇
東京芸術劇場プレイハウス

10月に台風で中止になった公演の振替公演
一時は、行けないのか😢😢😢と思ったが、その後に振替公演の連絡があり⤴️
やっと行けたーーー❗😆


「ロミオとジュリエット」の2人が、もしも生き残っていたら❓後日譚、の源平版+Queenの「オペラ座の夜」
といったところか

ロミオとジュリエットを、平安時代末期の源平に置き換えて


「ロミオとジュリエット」と、「ロミオとジュリエット後日譚ヴァージョン」で、Wロミオ+Wジュリエット
「今の私」「思い出の中の私」が、危うく入れ替わったり

「ロミオとジュリエット」と、源平と、クイーンの音楽…がお互いに影響しあって化学反応

あれからの瑯壬生、瑯壬生の面影
あれからの愁里愛、愁里愛の面影
というネーミングがなんとも素敵
それだけで泣けてくる😢


舞台セットはシンプルな、白と黒で統一
大掛かりなセット転換はなく、場面ごとにベッドなどが入れ替わり立ち替わり
いくつかある大きな扉がくるくる回って白になったり黒になったり

源氏の話になったり、平家の話になったり
過去の話になったり、現在の話になったり…

いま、私はどこにいるのでしょう?という感じ

野田さんお得意の、言葉遊びがたっぷり盛り込まれた台詞はさすが✨


松たか子さん、上川隆也さんの存在感は当然のこと、広瀬すずちゃん、志尊淳くんもしっかり「舞台人」😊

広瀬すずちゃんと志尊淳くんは、これまでに映像作品でしか観たことがなかったので、「映像の俳優さん」というイメージだったが、想像していたよりも「舞台の俳優さん」になっていた❗
2人とも、映像作品で観ていても素敵な俳優さんだと思っていたけれど、舞台ではさらに素敵に✨魅力が伝わってくる、ただの「美男美女」ではない底力を感じた
今後も舞台に出演されたらいいのに、と、思った


〈おまけ〉
すずちゃんと橋本さとしさん…「なつぞら」のシーンを思い出してしまった😆


観劇日
2019/11/9

3時間(休憩15分)


【追記】
2019/12/7
2回目観劇

1回目→S席、1階最後方列
2回目→サイドシート、2階最前列上手サイド席
2回目の席の方が、よく見えた気がする(見切れるシーンも少しあるものの…)
舞台セットが2層になっているので、2階席の方がよく見える気がするのかも
1回目観た後に「一尺四方の聖域」を観て、の2回目は、シベリア抑留を思わせるシーンに胸がしめつけられる…
2回目の方が、クイーンの曲と調和しているように思えたから不思議
ラストシーンの美しさは心に沁みる😢

本家「ロミオとジュリエット」の2人は、たった数日間を一緒に過ごしただけの恋で若くして命を散らす
本作での「瑯壬生と愁里愛」の2人は、たった数日間を一緒に過ごしただけの恋で、その後会えずに離れて30年を過ごす
どちらの方がより悲劇的なのかな、とふと考えてみた



NODA・MAP 第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』
inspired by A Night At The Opera
東京芸術劇場 プレイハウス

作・演出:野田秀樹 音楽:QUEEN

<CAST>
松たか子 上川隆也
広瀬すず 志尊淳
橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀
野田秀樹 竹中直人

【Introduction】
謎が謎を呼ぶ“4人のロミジュリ”、NODA・MAPに降臨!!
今回、野田が描くのは、ズバリ“禁断の恋”。ベースとなるのは、ウィリアム・シェイクスピア不朽の名作、『ロミオとジュリエット』である。
対立する間柄にも関わらず、恋に落ち、密かに結婚したモンタギュー家の一人息子ロミオと、キャピュレット家の一人娘ジュリエット。
動乱の時代のなか、ジュリエットはロミオと添い遂げるべく、仮死の毒で偽装自殺を図る。
しかし、ジュリエットが本当に死んだと勘違いしたロミオは、彼女の墓の前で服毒し、自ら命を絶ってしまう。ほどなく仮死状態から目覚めたジュリエットは嘆き悲しみ、遂にはロミオの短剣を手に、彼の後を追ってしまうのであった――。
だが……もし、悲恋のロミオとジュリエットが、本当は生きていたとしたら??
そう、何と『Q』には“2人のロミオ”と“2人のジュリエット”が登場する。
それは広く語り継がれてきたロミオとジュリエットと、“その後のロミオとジュリエット”なのだ!!
(後略)
(公式サイトより)