高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの
東京国立近代美術館


会期終了間際にギリギリでなんとか行けたー❗よかった❤
終了日前日だったので、会場内は大混雑

音声ガイドが中川くんだったので、まるでイッキュウさんに案内されているような、そんな錯覚をしながら、「なつぞら」のシーンが浮かびつつ…、の高畑さんの軌跡をたどってみる

展示品は、高畑さん監督作品の、設定資料、ノート、企画書、絵コンテ、セル画、背景画、レイアウト、アニメーション動画、映画の予告動画などなど…

撮影可能だったジオラマは大人気😆

懐かしい作品の資料を見ていると、気持ちが一気に「あの頃」へ…
(とは言っても、「ハイジ」あたりはリアルタイム世代ではなく再放送、リアルタイムで観ていたのは「じゃりン子チエ」以降くらいか)

高畑さんの作品は、テレビアニメはリアルタイム世代ではなく、主にはジブリ作品で触れた世代
小学生の頃に「風の谷のナウシカ」公開で、リアルタイムでジブリ作品を追いかけてきた世代でもある
10代~二十歳の頃の多感な時期に、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」「紅の豚」「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」などを観られたことはとても幸せなことだったと思っている
高畑さんの作品は昔から好きで、公開当時から好きな作品が多かったけれど、特に好きな作品は、「平成狸合戦ぽんぽこ」
日本画や落語など日本文化の色々な要素が盛り込まれていて奥行きのある作品だと思っている

しかし、その軌跡を改めてたどってみると、
「ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」などを手掛けながらも、日本を舞台にした作品を作りたかったという思いを知る
なるほど、だからこその、高畑さん監督のジブリ作品か

そう思ってみると、「なつぞら」が全体的に高畑さんへのオマージュ作品だったのかしら、とも思えてきたり

展示でも最後のコーナー、「かぐや姫の物語」素晴らしかったなぁ🌸


とても素敵な企画展だった😊🎵