自分自身で内省の機会は定期的に持つようにしているのですが、
あくまで我流なので、効果的な内省の方法が知りたくて、
今回この本を読んでみることにしました。
ものすごくシンプルに内省の方法がまとめられていて、
明日からでもすぐに実行できるような手軽さで、
効果的な内省の方法が書かれていました。
僕自身も今まで書き出したり、思考を深めたり、
ということはできていると思っていましたが、
なかなかそれが行動まで繋がっていなくて、
結局は何も変わっていないということに気がつきました。
この本はToDoにして行動まで繋げる方法が書いていて、
そこは自分にとって大きな収穫になりました。
以下、ひとり会議のやり方なのですが、
もし、お時間があれば試してみてください。
紙に書き出すだけでとてもすっきりしますよ！
<ひとり会議のやり方>
1.直面している問題をすべて書き出す
2.それぞれ「どうなればいいか？」という質問の形に変える
3.それぞれ「どうすればそうなるか？」という質問の形に変える
4.それぞれの答えを「〇〇する」という、
ToDoの形にして、スケジュール帳に書き込む
そして一番心に響いたのは、
ToDoの意味合いを変えるという話です。
目標があって、計画があって、ToDoが出てくる。
でもそのToDoって基本的にはやりたくないもの。
優先順位が高いToDoほどやりたくなくて、
逆に優先順位が低いToDoほど簡単で進むのはよくある話です。
それを解決するにはToDoの解釈を変えればよくて、
1.今、このToDoは何点か？
それをしたら何が手に入るのか？
そして、それを手に入れるためのToDoと考えれば、何点か？
2.では、それを100点にするためにはどんな意味合いを、
そのToDoに与えればよいか？
さらに120点にするためにはどういう意味を与えればよいか？
3.こういうやりとりを続けていると、
そのToDoに対する意味が変わってくる。
すると、意味合いが変わるから、気持ちが変わる。
気持ちが変わるから、行動できる。
なので計画通りにいき、目標を達成して夢が叶う。
という話でした。
なかなか腰が重い自分にとっては、
この解釈を変えるという作業はすぐに効果があって、
やっぱり自分の気の持ちようって大事だなと改めて感じました。
人生の充実度は、
どれだけ自分と向き合っている時間を持っているか
だと思います。
自分と向き合う時間を作り、
自分に対する理解を深めていく。
そのためにこの本はとても有効な方法が書かれていて、
なかなか自分を見つめる時間を持てない人、
内省ってどうやるのか悩んでいる人、
就活や転職で悩んでいる人、
仕事がうまくいかない人、
様々な人におすすめできる本です。
