負の連鎖とは怖いものである。
それまで普通に使用してたものが、或る日突然動かなくなり、それなら、、、と、買い控えていたものを引っ張り出すと、そいつまで飛び火するかのように動かなくなる。
まあ、長くお蔵入りさせてたものだし、1回くらいはそういうことがあっても驚きゃしない。
けど、それが3回も続けば好い加減、目に見えない何者かの悪戯じゃないかと思ってしまう。
数年前は、DVDレコーダーとプレイヤーがそうだった。
3ヶ月の間に、プレーヤー2台、れこーだー2台の計4台が原因不明の故障。
日常使用してたものが故障するのも辛いが、そういう時のために買い置きしておいた物と交換するだけでも面倒くさいのに、入れ替えて1ヶ月も経たないのに動かなくなるのは殺意さえ覚えてしまう(誰にだ?)。
何より、録画したデータを消失が一番堪えた。
しかもそういう時って、同じ種類の機材ばかりが立て続けに故障する。
で、今回の場合は、マルチトラックレーコーダー(以下、MTRと称す)。
カセットデッキとかラジカセとかではない。
いわゆるレコーディング機材のひとつ。
最近の若い人たちは、同じMTRでもHDとかCD(これも結構古いか?)とかのものを使用してるみたいだけど、僕が愛用してたのはカセットテープのタイプ。
勿論、セルフレコーディングなんかに使用してるわあけじゃない。
僕の場合は、カセットテープの音源を一杯所持してるので、必要に応じてMP3化やCD化させるのに使用してるもの。
で、つい2、3ヶ月前にMP3化させるのに使用したばかりのMTRが、何故か動かなくなってた。
いろいろ試してみたものの、結局は駄目。
で、已む無く押入れで眠ってた買い置きの機種を引っ張り出す羽目に。
ところがコイツも電源こそ入るものの作動せず。
1回も使用してないのに!!
多分、ローラーのワイヤーが老朽化で切れちゃったんでしょう。
アナログ機材の場合は、大半がそのパターン。
使用してないと言っても発売からは、もう20年くらい経ってるわけだし、完全密閉されてたわけでもないのだから、新品でも老朽化しちゃうんだよね。
まあ、愛着がない分、諦めるのも簡単だ。
そうそう、いちおう補説しておくが、ワイヤーの交換くらいは簡単にできますよ。
実際、何度も修繕したこともありますし。
けど、今の僕は、目が悪いし、指先が腱鞘炎だし、何よりも面倒くさいし、、、と言う事で、やらないだけ。
勿論、やろうと思えば出来ます。(と日記は書いておこう)
と言うことで、更にもう1台を引っ張り出したのだが、なんと!コイツも動かない。
ここまでくると腹が立つより目に見えない何者かの悪戯じゃないか、、、と思えてしまったというお話。
なわけで、もう1台買い置きしてあるものが有るんだけど、出すのをやめておきました。
多分、結果は同じでしょうから。
カセットテープの4トラMTR(タスカム社)が10万を切った!と飛びついたのが、もう30以上前のこと。
つい昨日のことのように思い出します。
光陰矢のごとし、睾丸玉のごとしで御座います。