悲しく腹立たしい話 | 流離のロマンチストかく語りき

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何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。


昨年限りで長らく的確な(時として散々なものもあったが)情報をくれてた通称天の声が廃業したのを機に、僕も連れション撤退したことは日曜の更新時にも書いたとおり。

で、野暮とは思ったが、本当の理由を聞いてみたら悲しい事実がわかった。

内部告発(多分)によって国税局から億単位の追徴課税を科せられたそうだ。

彼らは、自らの予想の他に会員から情報料を徴収している(俺は払ってないが)。

とはいっても、会費は月に500円程度だし、会社としてきちんと申告してたそうだ。

問題視されたのは、競馬で儲けた分の脱税容疑。

僕も前から言ってきたことだが、現在、競馬を含む公営ギャンブルは、投票券(馬券や車券等)を購入する際、胴元(主催者側)に25~30%もとられている。

つまり、百円の馬券は、買った時点で75円分の価値しかなくなったのと同じなのだ。

この際、25~30%という設定の高低は抜きにして、問題は、勝った馬券が課税対象になること。

購入するのに25~30%もとっておいて、勝ったら所得税(一時所得)を払えというのは、二重に課税してるのと同じじゃないかってこと。

とはいっても、実際に競馬で儲けたからと言って申告する者は殆ど居らず、それに対して国税局が調べることもない。

勿論、怪しまれるほどの馬鹿な金の使い方でもすれば別だろうけどね。

ところが大きな落とし穴があるのだ。

それは、便利なはずの電話やネット投票。

収支データが逐一残ってしまうので隠しようが無い。

従って、何年にもわたって黒字を出し続けてる者が、そのデータを引っ張り出されてしまったら最後、目玉どころかキャン玉も飛び出すような追徴課税が待っている。

というのも、奴らが見るのは、当たった馬券のみが課税対象だから。

つまり、1レースで1万ずつ5点勝って、そのうちのひとつが的中した場合、経費として差し引かれるのは、的中した1万のみなのだ。

例えば、100万分の馬券を買い、的中した馬券(1万円投入)の配当が50万だった場合、実際には50万の赤字なのに、的中馬券のみが対象なら、黒字(配当 - 投入額)の49万の所得ということになるのである。

それを正直に申告しなさいというのが現行の法律なのだ。

こんな理不尽なことが、今まで問題にならなかったことがおかしい。

けど、殆どの人が申告せず、国税局もそれを黙認してる。

だから知らなかった人も多いし、知ってても気にしない人が多かった。

ちなみに、僕の場合、その手の機械に痛い目に遭って以来きっぱり辞めた。

ギャンブルは、現金でやるに限ります。

なんて書いてはみたけど、僕は、至って善良国民です。

追徴課税も2回しか食らったことがないですし。にひひ

と言うことで、気をつけよう、便利な機械と内部告発。