男子高校生の日常? | 流離のロマンチストかく語りき

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何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。


やっぱり病院って所は、行くほどに寿命を縮める場所だと確信した。


けど、昨日の出来事は、もう通り昔。


前向きに生きる僕にとって、昔話は、仕事に関するものだけにしておきたい。


と言ってる傍から高校時代の話なんぞしちゃいましょう。


昔は、クラスの中に、ひとりやふたりは、りんごほっぺの子が居たものだ。


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或るアニメの登場するりんごほっぺの子が無性に愛しく思えてしまった、、、と書いたのは昨日のこと。


僕が最後に出会ったりんごほっぺは、高校3年の時のクラスメイトだった(以下、りんごちゃんと称する)。


おとなしい子で、結局は、1年の間に1度もツーショットで話すことがなかったが、気がある素振りは感じていた。


どんなシチュエーションだったかは覚えていないが、卒業式の前日、明日しかチャンスがないから、、、と、仲の良い女の子に、告白するようなことを話してるのを小耳に挟んでしまった。


りんごちゃんのことは、嫌いじゃなかったが、好きというほどでもなかった。


その頃は、今の僕のような、嫌いじゃない = やればできる(というか、やりたい) という方程式が成り立つものの、当時は、好きな子に対してセックスをするという認識には至っておらず(晩生だったもので)、妄想に描く行為も、せいぜいがキスと胸を触る程度。


驚くほどシャイでピュアだったのです。


当時の男子高校生の日常では、結果はどうあれ、告白されたというだけで、あることないこと尾ひれがついた噂が一人歩きしてしまうことが珍しいことじゃなかった。


記憶に残ってるところでは、隣のクラスのY君が、当時、半漁人と呼ばれてた子と付き合ってて、卒業した後もずーっと、Yはすげーよな!半漁人とやったんだもんな、、、って馬鹿にされてたっけ(これは噂でなく事実だが)。


今思えば、半漁人と呼ばれてた子は、それほブサイクな子じゃなかったし、俺だってやらせてくれるならやったかも(って言うか絶対やった)。


けど、男子高校生の日常では、そういう中に於いて、実際にやるどころか、口に出しただけでも嘲笑の対象にされてしまうのがオチ。


もし、卒業式の日にりんごちゃんから告白されたことを知ったら、一緒にりごほっぺを笑ってた友人どもからY君扱いされることが目に見えていた。


結局、僕の出した答えは、卒業式を休んじゃおう、、、だった。


しかし、その目論見も無残に打ち壊されることに。


担任から、卒業式で表彰する(優秀な生徒にだけね)から絶対に休まないように、、、のつれない一言が。


それでも休もうと思った決心を覆したのは、副賞に記念品が付くと言われたから(今でも賞品や景品に弱い私)。


で、卒業式の終わった後、友人どもと逃げるように学校を後にし、駅の近くの鳥料理店で祝杯。


楽しみにしてた記念品を開けてみたら、、、


ブックエンドだった。


しかも、何の飾りもない安っぽい奴。叫び


結局、りんごちゃんからは告白されずじまい。


今考えると馬鹿なことをしたと反省してる。


一説には、告白する相手は俺じゃなかったという怖~い都市伝説も有るようだが、この際、どうでもいいことにしておいてやろう。


それが俺たち男子高校生の日常だったし。