君をそっと暖めると消えてなくなりそうで


触れている1秒さえも


息を呑む


この感覚に君を逃さぬように


強く捕まえると


脆くも崩れてしまいそうなもどかしさ


にはがゆさをおぼえて


君の手をそっとひいて


この闇からけだすよ



今年の雪は初めて君と見る雪冷たささえ感じられない

まるで君に包まれたように温もりを感じる

落ちる雪の音が君の鼓動を数えるよ

0時の鐘がもうすぐ響き渡る

掌を空に仰ぎ君との一瞬を今ココで

消えないように白の世界

冬の初めは風が冷たくなるから


ポッケで手を温めてた君を


わずかに思い出す


トキに悲しい場面では


悴んだ指先で私の頬伝う


涙をぬぐうから私は思わず


その手をとる


雪の儚さを見て君はこうつぶやいた


こんなに綺麗な場面なのに


すぐにきえてなくなると


夢を見せてくれる


幻想的な場面なら


いくらでもある


けれど


時にそれは


儚いからこそ美しくあり続けるかもしれない


私達が今見ている季節は一瞬の命