最近ぶぁるさんのプログいいなおきなわ
を開くと、女性が歌っている。何を言ってるのかわからないが、私のイメージする沖縄、やさしくのんきな、何とかなるさーといった風なメロディだ。
ぶぁるさんはよく歌のライブに行っているようだから、そのうちの誰かだと思う。今日の記事にnoraという(双子デュオに見えた)女性歌手が載っている。彼女かも知れない。
このお気軽なメロディが耳にこびりついて離れない。それで思い出したことがある。
50歳の正月休み、母と二人で沖縄に
行き、国際通りに面したホテルロイヤルマリオンに2泊した。夜になると私は一人で散策に出かけ、壺屋辺りの曲がりくねった路地や坂道を歩き回った。民謡ライブの飲み屋にも数軒立ち寄った。街中のホテルを選んだのは、こうして歩きたかったからである。
私は長袖の綿シャツ一枚だったが、沖縄の人は冬物の上着を羽織っていた。
ホテルへの帰り道、国際通りを歩いていると、右の方からコーラスが聴こえてきた。公設市場に向かうアーケードの、入ってすぐのところだった。
夜遅く人通りもない通りで、若者のグループが輪になって歌っていた。今日のライブが終わり打ち上げをしているところだと、その熱気あふれる歌声から感じた。若い時間を燃焼させていた。私にもそんなときがあったことを思い出させた。
次の夜、行く道すがら見ると、その場所に人だかりができていた。昨夜と同じグループだったか違うグループだったか覚えていないが、通り抜けることができないほど観客が道を埋め、一体となってライブを繰り広げていた。
商店街がイベントをしている様子はない。沖縄のヒットチャートは全国とは違い、地元の音楽が多いと聞く。那覇はいつもこんな調子なのかも知れないな。
二晩続けて、いい沖縄を目撃した。作られた観光イベントではなく、行き当たりばったりに出会うハプニングが旅の醍醐味である。いい旅だった。