ブログネタ:【夏休み企画! 夏満喫ネタ】打ち上げ花火と線香花火、どちらが好き?
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柄の先の黒い火薬に火を点けると、火薬は縮んで丸くなり、しゅっしゅしゅっしゅと火花を散らし、ぱっぱっぱっ、ぱぱっぱぱと枝分かれする。
終末が近づくと、火玉は赤く丸まって、か細い火花をぽっぽっ、ちりちりと散らしたあと、最後の命を燃やすように震え、椿のようにぽとんと落ちた。
もう50年前のことだから、状態が正確に思い出せないが、いとおしく寂しい花火だった。
廊下の外の踏み石が椅子代わりだった。父や母は、気配のわかる辺りにいて、子供たちがはしゃぐ声を聞いていたはずだ。あの頃は家族がみなそばにいた。
踏み石は、庭への上り下りに使うほか、廊下に腰掛けたときの足置きになった。父がそこで晩酌をするときには、私は隣にすわり、小学生で酒を覚えた。
廊下の外の踏み石が椅子代わりだった。父や母は、気配のわかる辺りにいて、子供たちがはしゃぐ声を聞いていたはずだ。あの頃は家族がみなそばにいた。踏み石は、庭への上り下りに使うほか、廊下に腰掛けたときの足置きになった。父がそこで晩酌をするときには、私は隣にすわり、小学生で酒を覚えた。
当時の家は建て替えたが、同じ踏み石が今もある。建て替えた家もすでに朽ちかけ、最新のマンションに買い換えたいのだが、この踏み石だけは残しておきたい。どうしたらいい? 花火大会もどうぞ!

