渡り鳥が北へ帰る日が近づいた | 多摩川散歩が好き デジカメをお供に四季の変化を味わっています 

多摩川散歩が好き デジカメをお供に四季の変化を味わっています 

○多摩川河畔の散歩が好きです。コンパクトカメラを片手に植物・昆 虫の四季の変化を楽しんでいます
○園芸全般が好きですが、特に寒蘭・春蘭の栽培が趣味です。
 

 

渡り鳥(冬鳥)が北へ帰る気配が鳥たちから伝わってくる。

 

1.親も子も“北帰行”の練習をしているようだ(多摩川)。

  昨年の11月頃に北から渡ってきたコガモの群れが小さな飛翔を繰り返し始めた。猛  

  禽類の危険を感じたからではない。その証拠に、写真の上にいる別のコガモの群れ

  は動いていない。“北帰行”のための練習だとみた。シベリア方面から日本に来た時

  は子どもを連れてきた。途中で脱落した子どももいたようだ。今、親と一緒に故郷に

  帰るのだ。渡りの苦難を経て一人前の大人になる。

 

2.春の新芽と冬鳥。

多摩川河畔の木々が日々新芽をふいている。「アオジ」がその新芽の中にいた。彼らの多く

は、春を感じると(シベリア方面に渡るのではなく)、国内の高山性の地域に移動していく。渡り鳥ではなく旅鳥という。急に増えた新芽の中でアオジがそわそわしているように見えた。

 

3.変な仕草をはじめた「キンクロハジロ」。 キンクロハジロという冬鳥も北へ帰るためにそわそわし始めた。1羽がお腹を見せてラッコのようにひっくりかえって日光浴をはじめた。

 

4.北へ帰る途中に立ち寄った?多摩川の珍客・・「ウミアイサ」

最近、多摩川では珍しい鳥がやってきた。情報を知った鳥好きのカメラマンが多数訪れている。

「ウミアイサ」という渡りをする冬鳥だが、ウミアイサは名前のとおり海の沿岸・湾にやってくる。内陸部ではほとんど見られない鳥が今頃なぜ多摩川に来たのか。ベテランによれば、北へ帰る途中に多摩川に立ち寄って栄養補給をしているのではないかという。現場はわが家から近いので、この珍しい鳥を撮りたくて何回が足を運んだ。普通の鳥だったが、珍しいとなると評価値がぐーんと上がる典型の鳥だ。

上がウミアイサ、下はオオバンという冬鳥

 

↑クチバシを空に向ける独特の仕草をする

 

5.おまけ・・・春蘭(対馬産)