カープのポストシーズンメンバーを考えるにあたり、日本シリーズの40人枠から考えて、ここに入らない選手を挙げ、その中から絞っていくことにする。

カープの2018年支配下登録選手は、全部で69名。まず、帰国組、WBCS組、戦力外、引退選手を差し引くと、8名が除外され、残り61名となる。(新井貴浩はポストシーズン後に引退なので除外せず)

■帰国組
レオネル・カンポス
ブラッド・エルドレッド

■WBCS組
塹江敦哉
長井良太

■戦力外
土生翔平
辻空
佐藤祥万

■引退
天谷宗一郎

次に除外するのが、プロ入り後1軍出場のない選手が8名で残り53名。

■プロ入り後1軍未出場
ケムナ誠
山口翔
遠藤淳志
平岡敬人
中村奨成
桒原樹
永井敦士
青木陸

と、ここまでは2018年のポストシーズンに出ることは確実にないと言っていい。

次に、除外される可能性が高いのが、今シーズン1軍に出場していない選手が6名いる。

■2018年1軍出場なし
加藤拓也
横山弘樹
床田寛樹
オスカル
白濱裕太
赤松真人

この6人がすべて除外されるとは言い切れないが、除外されたとして、残り47名となる。

次に、1軍での出場機会が少ない、もしくは結果を残せなかった選手が14名。ただ、これは2018年1軍出場なしの選手よりも選別が必要になる。

■出場機会が少ない、結果が残せなかった
福井優也
薮田和樹
高橋昂也
中田廉
藤井皓哉
高橋樹也
戸田降矢
中村恭平
中村祐太
岩本貴裕
高橋大樹
庄司隼人
船越涼太
坂倉将吾

ここまで挙げた選手をすべて除外すると、35名となり、5名/120名は日本シリーズの40人枠に入ってくることになる。つまり、クライマックスシリーズに出場する可能性もある選手ということでもある。

ここからの選別は現場でないと分からないことも多く、ファンが勝手にどうこう言う余地になるのだが、逆に、ここまで名前が上がらなかった選手は、『ほぼ』40人枠に当確と言っていい。

■40人枠ほぼ当確メンバー
九里亜蓮
大瀬良大地
今村猛
岡田明丈
野村祐輔
永川勝浩
中崎翔太
一岡竜司
飯田哲矢
クリス・ジョンソン
アドゥワ誠
ジェイ・ジャクソン
ジョニー・ヘルウェグ
ヘロニモ・フランスア
上本崇司
田中広輔
小窪哲也
安部友裕
堂林翔太
丸佳浩
新井貴浩
會澤翼
石原慶幸
菊池涼介
下水流昂
野間峻祥
磯村嘉孝
松山竜平
鈴木誠也
曽根海成
西川龍馬
サビエル・バティスタ
アレッハンドロ・メヒア

投手14名
野手19名
が『ほぼ』当確となっている。

中にはなんでこの選手が?という選手もいるかもしれないが、そう思われそうな選手は説明していく。

投手では、防御率が5点以上の
今村、岡田、飯田

今村は、今シーズンはリリーフとしては不安定な投球が続いたものの、43試合に登板しているため、現場の判断が悪くなる可能性は低い。

岡田は、ポストシーズンを見越して、リリーフ調整し、2試合リリーフ登板をしており、ロングないし勝ちパターンやビハインドでの登板が予想される。

飯田は6点台の防御率ではあるものの、対左被打率が.207とチームで3番目に左打者を抑えており、左打者の奪三振率も非常に高い。厳しい局面での登板はないに等しいものの、左キラーとしての起用であれば、十分戦力になり得る。

野手では、打率が2割に満たない
上本、石原

上本は捕手以外はどこでも守れる上に、内野の守備力は非常に高い。途中出場でミスをすることもあったが、サードの守備固めや、試合中にどこかのポジションに緊急事態が合った時のスーパーサブや代走として必要とされている。

石原は、言わずと知れたジョンソン専属捕手や、抑えキャッチャーのような役割を果たしており、チームを締める役割も担っている。

残りの20名は次の次くらいに更新予定です。