ラマトの森 山本陽子です。


一流の人と聞いて

あなたはどんな人を思い浮かべますか??


誰か特定の人物を思い浮かべた人もいらっしゃるでしょうか?



ある先輩方との話の中で、

多様な人と触れ合うことの重要性を語られていて、

それは特に、教育の面では重要だという話が出ていたんですね。

そして、触れ合う多様な人は、一流であればなお良いという。


多種多様な人が関わることで

固定化しないこと、流れがあること、

それは多様性であり、

答えはひとつではないことを知ることができ、

自分も多様であり世界もまた多様であることを認識できる、という話でした。


その話自体は、私も日々考えていることなので、

すぐに肚に落ちて、そういう多様性を許容できる場作りをしていこうと決めたのですが、


私の中で、さて、

一流とは…と、少しぐるぐるしたんですね。





あなたが「一流」と聞いたとき

どんな人や状況を定義しますか?


あなたがイメージした人の「一流」さは何でしょう??




少し考えてみてください。



一流も二流も三流も

何も関係ニャーーー!

オマエラが勝手に言ってるだけ、て顔してないかw








私が一流と聞いて思い浮かべるイメージは

ふたつありました。


それらは、パックリ、意味というか、守備範囲としては分かれていて。





ひとつ目の、わたしの一流は

とにかくひとつのことに飛び抜けていること。

職人やアーティスト、ミュージシャンなど、そしてその世界観。


プロはもちろんですが、

私の知っている人の中には、

それこそ発達障害と分類されたり

精神障害と分類された人がいて、

その人たちの中には

もともと飛び抜けている何かを持っている人もいれば、

苦悩しながらも探して、これならと初めて続けた結果、受賞したり、ひっきりなしに求められたりする、そういう、ある意味「普通」や「一般的」とは思いづらい人がいたりします。


そういう人たちの持つエネルギーや、

その人たちの状況を、

私は一流だと感じています。




もうひとつの、

わたしの感じる一流は、

人間性、社会的地位がどちらも高く

多くの人の模範や憧れとなり得る人。


この層の方に共通するものは、

志の高さや、想いや熱量の強さ。

そして、それをやり続けてきたことによって獲得した地位(あくまで後付けなイメージ)。




自分の持っている感覚を文字化してみたところで、検索で「一流」を調べてみると、



いち‐りゅう【一流】①第1等の地位。最もすぐれている段階。「―選手」②一つの流派。「―を成す」③他とはちがう独特の流儀。「彼―の書き方」



広辞苑無料検索より




なるほど…。

私が感じたのは、

②か③

なのだな。



最近、こういう、言葉の認識の確認作業を

結構無意識にしています。

それは、言葉の定義の差や、認識の違いを日常生活でかなり感じることがあるから。


その上で教訓として感じるのは、良質な本をどれだけ読んで育っているかで、共通言語や共通認識に差が出るんだな…ということ。また覚えていたら別の記事にしてみます。



私が感じた「一流」という言葉に共通しているエネルギーとしては、確立した、その人の技術や世界観やエネルギーがあること。突出していること。ですかね。


それが万人に承認されているのが、大谷翔平の様な一流選手であったりするのでしょう。



そして、一流への鍵になっているのは

信念と継続なのだなぁと。しみじみ。



元へとみていくと、

信念をもって継続するためには

自分というものへの許可というか、

自分の感覚への信頼がいるだろうし


どこまでいっても

自分とどれだけ折り合いがつけられるのかという部分は大切なんだなと感じます。



そういうベースの上に積み重なった

信念を継続して得た境地。自信。

そして後付けであれ、

地位や他人からの信頼。


その人から発せられるエネルギーは、

そりゃ強力だし、スパッと通るよね。


影響を与えるし、心を動かす。



誰しもが一流を目指したいものですね。

そして、そんな一流のエネルギーに触れたいものですね。