ひさしぶりに汗疱との戦いを振り返ろうと思う。
長いけど、良かったらお読みください。
2002年 入社して、しばらくしてから右手中指に汗疱ができ始める。
だんだん右手人差し指にもひろがり、皮膚科でステロイドをもらい、塗る日々でした。
2010年 右手の人差し指と中指だけでなく、薬指、手の平にもひろがる。
「ドクター・水素水」と出合う。手から水泡が消え、手が綺麗になる。
※「ドクター・水素水」はとある展示会で発見し、健康に良いなら飲んでみようという軽い気持ちで飲み始めた。
すると、2週間くらいで手から水泡が消え、嘘のように手が綺麗に。1日1リットルくらい飲んでいたと思います。
5年くらい飲んで、その間は汗疱に悩まされることはありませんでした。
2015年 再び汗疱が復活する。水素水を飲んでも以前のように、水泡が消えることは少なくなる。
※たまたまアトピーに悩んでいる方に、水素水が効かなくなってきたんですよ。。。という話をしたら、
「きっと、体が水素水に慣れたんだと思いますよ。」と言われた。
この言葉がすごく腑に落ちたんですよね。ここからいったん水素水から離れます。
2016~18年 いろいろな対処法を試す。いろいろな皮膚科に行くが、ステロイドしか
※試したこと
・漢方 ・玄米 ・サランラップ療法 ・塩療法 ・サウナ ・ビオチン ・ルミンA ・コーフル ・メモA ・亜鉛華軟膏
この中で一番効果があったのは、「亜鉛華軟膏」でした。亜鉛華軟膏は、ネットでの評判を見て試しました。
2018年 くぼ皮膚科(神奈川県川崎市麻生区)に出合う。大幅な改善をする。
※くぼ皮膚科はインターネットで評判が良いということで、受診してみました。
驚いたのは、午前9時からなのに、9時に行ったらものすごい行列!!余裕で2時間待ちでした。
久保先生が信頼できるなと思ったのは、ぐじゅぐじゅの右手をギュッと握りしめてくれて、
「絶対治るから頑張ろう!(関西弁でした)」と言ってくれたことでした。
汗疱の人ならわかると思うけど、皮膚科の先生で手を握ってくれる方いましたか??
また、先生から「今何を手に塗っているの?」と聞かれた時に、「自分で調べた亜鉛華軟膏です。」と答えたら、
「それは素晴らしいね、よくそれを見つけたわね。」と言われました。
そして、「ツメのガタガタを治すには、『甘皮』を生やすしかない」と。
「甘皮が生えるまでに半年はかかるが、甘皮が皮膚トラブルでなくなるのは1日だ」とも。
この皮膚科がすごいのは、先生のカリスマ性、優秀な助手、専用の処置室があること。
診察室で、まずは助手2名が状況を聞き取り⇒先生に状況説明⇒先生による診察⇒写真撮影⇒処置室で助手より薬の塗り方の指導・実践
このような流れで、最後に先生によるメモをもらい、次回このメモを持参するよう言われます。
当時、先生から処方されたのは、①フェキソフェナジン ②ビオチン散 ③マイアロン軟膏など
あと、スキンケアメモ。それには下記が書いてある。
・発汗後は早めに汗を流しましょう
・シャワーだけは避けてください、1日に1回必ずバスタブにつかりましょう
・お湯はぬるめにし、ゆっくり10分~20分はつかりましょう。
つかっている間に、手でぬるぬるとこすらずに撫でるだけで90%の汚れは取れます。
・タオル、スポンジ、ブラシなどを使って石鹸でゴシゴシ洗うのは避けてください。
石鹸は手につけて汚れやすい部分を洗うだけで十分です。
・シャンプーは頭を下げて顔や体に流れないようにして下さい。
・入浴後は、すぐに(5分以内)指示された保湿剤を塗って下さい。
洗い場でバスタオルで拭いた後に塗るのを勧めています。
・刺激物、アルコール類は肌をかゆくすることがあります。
・直接肌につける衣類は、木綿100%のものがお勧めです。
・洗濯は柔軟剤を使わずにすすぎを念入りにしてください。
・爪は短く切って清潔にしてください。
・ストレスを避け、睡眠を十分とりましょう。
・冬は乾燥するので室内の加湿を心がけ、電気カーペット、電気コタツ、電気毛布などの過度の使用は避けましょう。
・夏は汗もや虫刺されに注意して、早めに治療しましょう。
・冬だけではなく夏も、1年中を通して保湿に心がけましょう。
・かゆいから掻く⇒掻くともっと悪くなる⇒悪くなると、もっと掻く、この悪循環を断ち切りましょう。
かゆい時は冷たいタオルで冷やす、あるいは暑い蒸しタオルを軽く当てるのも効果的です。
2019年 いったんおさまった汗疱がまたで出す。
いい加減な保湿や、甘皮が出るまで先生の皮膚科に通う約束だったがやめていた。。。
2020年 左手の手首からひじ、右手の手首からひじにかけて、湿疹がでる。
ふたたび、くぼ皮膚科へ行く。先生から怒られる。
手首からひじにかけての湿疹は、「自家感作性皮膚炎」との診断だった。
手の汗疱⇒貨幣状湿疹になり、それを完治させずに放置していたから、
それが原因となり、「自家感作性皮膚炎」がひじにまで発症したんだよという診断でした。
先生から、「今度はちゃんと保湿をしっかりやり、亜鉛華軟膏もしっかりと寝る前に塗り、甘皮が生えるまで通うこと!」
「はい!約束できる?」と言われて、先生と“指切り”をしました(笑)
40代になって、指切りすると思わなかったよね。
「自家感作性皮膚炎」は、強めのステロイドの飲み薬と、ヒルロイド、亜鉛華軟膏&白色軟膏の塗り薬 を処方されて、
1週間でほぼ完治しました。20か所くらい、5円玉くらいの湿疹があったのに、綺麗になくなった。。。
そして、手の汗疱はまだ完治はしていないが、だいぶ綺麗になり、
いまは甘皮を生やすべく「デルモソール軟膏&亜鉛華軟膏&白色軟膏」の塗り薬を甘皮のところに1日2回塗っています。
※参考までに、「左:2015年」「右:現在」の手の写真を添付します。