糖尿病を漢方では消渇といい、早くからその原因究明と処方について多くの関心を持ってきました。

消渇の診断を受けた時の治療方法としては、第一に食事療法が挙げられます。

食事や食品の摂取量は、菜食を主にし、玄米類、豆、果物や野菜、魚などを多く食べるようにして低塩分、低カロリー食にして食事の量を調節するようにします。

第二に、運動療法を挙げることができます。

体重が増えると私たちの体は、インシュリンに対する抵抗が増加するため、適度な運動することで体重を減らすようにします。

第三に、漢方療法による治療を挙げることができます。

消渇を治療するためには、体内の異常な火熱を冷やし、津液や水気、陰気を補充する処方をしなければなりません。

患者の体質や発症原因、症状に基づいてそれに合った適切な治療をする必要があります。

これらの糖尿病治療は、必ず専門の漢方医の診察を受けた後、処方するようにするのが良く、常に食事療法と運動療法を並行して管理に万全を期さなければなりません。

「漢方療法による糖尿病治療」 → 糖尿病治療