2024年第2回の英検を受けた方、お疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか?
「やっぱり語彙が難しいな」と感じた人もいるかもしれません。
Distinction2000などで有名なAtsuさんも、その動画の中で。
「学ぶには、限りのある文法・音声からやって、限りのない語彙を最後に鍛えるといい」とその動画の中で言っております。
英語学習者にとって、「ボキャブラリーの増強」は、永遠のテーマですよね。
今回は、私が今思っている最も効果的なボキャビル法の大枠をお伝えしたいと思います。
今後も、実践の中で少しづつ修正し、ヴァージョン・アップしていきたいと思います。
まず、単語は、「できるだけ多角的に、いろんな方面から鍛えた方が良い」ということです。
昔に比べれば、素晴らしい単語集が世に多数出ておりますが、それでも、単語帳をひたすら繰り返すだけでは、なかなか力にならないし、学習法ともしても単調で飽きやすい。
「単語帳」の効率の良さを生かしたまま、もっと定着しやすく、飽きにくくしたい。
今回は、そんな単語帳活用(単語記憶法)を、英検1級対策を例に取って述べていきます。
1. 英検1級文で覚える英単語(文単):(旺文社)
これは、「Z会の速読英単語」と同じように、文章の中で覚えることをコンセプトにした英単語帳です。英単語自体がそんなに難しくなく、文章になっているので、ストーリーの中で覚えやすい。まずは英単語→訳を声に出して読み、その次に文章の日本語訳を読んで内容を把握、そしてシャドーイングして(これはリスニングのトレーニングにもなります)、最後にもう一度音読。ここまで、一日3講座やっても、おそらく、かかる時間は30分ほどでしょう。これなら、忙しい方にも、毎日続けられるのではないでしょうか。
3訂版までは、CD付でしたが、今は音声アプリで聴けます。
2. 英検1級でる順パス単(旺文社)
まずは、単語ごとに英→日を音読し、次に、3.で書いて覚える。そして、その後、音声を聴く(単語英→日→例文の順)。その後、"mikan"などのアプリで、単語テストをコンプリートする。3.には、例文の穴埋め問題もあるので、それもコンプリートする。そこまでいけば、これの章末テスト(One Minute Test)は簡単。最後は、音声のみで、復習(単語のみ再生する。それを聞いて、意味とスペルを想起)。
3. 英検1級 書き覚えノート(旺文社)
単語ごとに、3回書く欄がある。2.と併用して使うのが吉。3回書き終わったら、右側のページの空所補充問題をやろう。
4. 英検1級 単語・熟語問題(旺文社)
最後は、本番形式の4択問題で総仕上げ。コンプリートしたら、音声で繰り返して、リスニングの訓練&忘れないための繰り返しを行う。この問題集は、間違い選択肢の役も巻末についているのがいい。せっかくなので、間違い選択肢も覚えてしまおう。英検本番でも、以前は間違い選択肢で出されていたものが、回を改めて正解選択肢として出されることがよくある。
⭐︎勉強法別長所と短所<イメージ>
1. 英単語ごとに英→日を声に出して読む<下地づくり>
効率はいいが、なかなか定着しづらい。
2. 例文を声に出して読む<(場面の)イメージづくり>
実際に使う場面をイメージしやすい。ストーリーと絡めて覚えやすい。
3. 長文の中で覚える<トピックと絡めて>
一つの単語の覚え方としては理想的な覚え方だが、効率性・網羅性には欠ける。内容を把握することで、トピックも身につき、長文読解や英作文の力も付く。
4. 書いて覚える<英単語を体に刻みつける>
最も「深く」覚えられる勉強法。1単語書く間に、3回ほどは発音できるのではないでしょうか。その分、進みは遅く、体力も使う。他の勉強法と組み合わせるのがポイント。ほとんど覚えている単語帳に対して使うのは、効率が悪い(スペルを覚えるのが目的でない限り)。
5. 音声で聴く<脳に染み込ませる>
最も効率の良い勉強法。歩きながらでも、車の運転中でも、混み合って本を読む余裕のない電車内でも勉強することができる。しかも、リスニング力もつく。リスニングは、TOEICでも英検でも、最も差がつきやすくて、尚且つ、しっかりやれば確実に得点源にできるところ。高得点者は、皆、ここを徹底してやっている。しかも、アプリなどで目が疲れている時にも、目を休めることができる。単語帳を一通りマスターしたら、ひたすら単語の音声を聞いて、スペルと意味を想起する訓練をすると良い。時間的にも、これが最も効率がいい。
6. 問題演習(4択問題など)<総仕上げ、確認と修正>
今までに鍛えてきた知識が「本当かどうか」試されるところ。間違えれば間違えたで、インパクトに残るところがいい。まずは間違いを恐れずにどんどん解いて、繰り返すことにより完璧に近づけていく。
いかがでしょうか。
また機会を捉えて、私自身の進捗状況やもっと細かいところまでお話しできれば、と思います。
それでは、また。
英語哲人
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