I sometimes get (イ)frustrated by the idea (ロ)in which the president can do (ハ)anything if he just (ニ)decides he wants to do it.
ちょっと、難しいかもしれませんね。
文意)ただ自分が望むと決めさえすれば、社長はどんなことも出来るという考えに、私は時としてイライラする。
訳が出来れば、解けたも当然なのですが、、、。
前から見て行きましょう。
(イ) frustrateは「イライラさせる」という他動詞です。surpriseなどと同じ、<心理動詞>ですね。
日本語は、感情は自然に生じるものと考えますが、英語では、感情が生じるのには、「原因」があると考えます。
その「原因」について説明するときにはVing形、その原因によって感情を生じさせられた方(つまり感情を持った人間)について説明するときは、Vp.p形にします。
人 is surprising→「人は、他人をびっくりさせるような人(驚くべき人)である」。周囲をびっくりさせるような人、という意味。
人 is surprised→「人は驚いた」。
よく考えてみると、何の原因もなく「驚く」ことはないのですから、この考え方は、とても理にかなってますね。
昔、会社の同僚と寮の周りをマラソンしているとき、前に走っているオッサンに「お早うございます!」と元気に挨拶したら、思いっきり驚いてました。
オッサン、後ろから急に話しかけられたから、驚かされた(驚いた)んでしょうね。
さて、frustrateの話に戻って。
私は、「イライラした(させられた)」のですから、Vp.p.でいいと分かりますね。
getが後ろに状態を表す語句を伴って、「〜になる」という意味になることも押さえておきましょう(SVCの文型を取る)。
(ロ)コレは、文全体の意味を取らないと分かりません。the president以下の文が、前のthe ideaの内容を説明しており、「〜という」という意味で繋げます。
こういうときには、関係代名詞ではなく、同格のthatを用います。
ここが正解です。
in which→thatとします。
仮にwhichだとして。
先行詞は、the ideaですよね。
whichにthe ideaを代入して訳すと。
「その考えの中で、社長は、、、、」となり、意味を成しません。
ちょっと難しい話をすると。
同格のthatは、<内在的説明>。その語句の中身を説明します。
コレに対して、関係代名詞は、<外在的説明>。
「それじゃなくて、この前トムが話していた」とか、他とは区別するために付ける説明です。
ここは、the ideaの内容を説明しているから、同格のthatの方がいいと分かりますね。
ここ、inが付いてなければ形で判別できるので易しいのですが、さすが学習院の法学部。
なかなかやりますね。
(ハ ) anything→肯定文で「どんなことも」
(ニ) decieds→「決める」。三単現の-s、that節を取る。
のどちらも、文法・語法、意味的に問題ありません。
やっぱり、誤文訂正問題は、やりがいがありますね。
文法問題の総まとめにも役立つので、普段の学習にも活かしてみてください。
それでは、また。
英語哲人
<Look!😉>
応援のポチをお願いします!
あなたがポチをすると、当ブログの順位が上がります。
当ブログの順位が上がれば、より多くの方にお楽しみいただけます。
執筆者のモチベーションが上がります。
執筆者のモチベーションが上がると、更新頻度が上がります。
更新頻度が上がれば、、、あなたをもっと楽しませられるかも!?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
