Do not forget ( )Donald tomorrow morning !
1. be phoning 2. phone 3. to phone 4. to phoning
訳)明日の朝、ドナルドに電話するのを忘れないで!
コレ、形から、一つしか入りません。
ここでは他動詞forgetの目的語が必要。
「忘れる」にはその対象(=内容)が必要なので、forgetが他動詞であることは理解できるのではないでしょうか。
forgetの目的語となるものは、3. to phoneしかありません。
1., 2.動詞の原形や、4. 前置詞+名詞は、他動詞forgetの目的語として、ふさわしくありません。
どうせなら、この問題、動名詞のphoningが選択肢に欲しかったですね!
forgetは、Vingが来れば、「Vしたのを忘れる(Vして、忘れる)」という意味で、to Vが来れば、「 Vするのを忘れる(忘れて、Vしない)」という意味です。
rememberも、同様にVingもto Vも目的語に取り、
remember Vingで、「Vしたのを覚えている(Vして、そして覚えている)」という意味で、remember to Vで「Vするのを覚えている(覚えておいて、Vする)」という意味です。
似たような使い方で、stop Ving「Vするのをやめる(Vしていて、そしてやめる)」、stop to V「Vするために立ち止まる(立ち止まって、そしてVする)」というものがありますが、このto Vはstopの目的語ではなく、副詞的用法です。
ここは、Vingが「すでにしている」ニュアンスを持ち、to Vが「これからする(toは→のイメージです)」というニュアンスを持っていることを考えれば、一気通貫で理解できるのではないでしょうか。
即得点に繋がるのは、個別具体的な事例を覚えることですが、その背景にある抽象概念を理解できるようになると、英語の勉強が一気に楽しくなりますよ。
頑張りましょう。
※久しぶりに「英語のキマリ」を更新しました。
英語哲人
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英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。
4-4 現在完了:その文を聞けば、現在の状態が分かる。現在とつながっている。現在とのつながりを断ち切る言葉と共には使えない。
4-5 過去完了:現在完了の「完了地点」を過去にずらしたもの。文法問題は「過去にズラす言葉」に着目すれば、解ける。「過去の過去」を表す、「大過去」もアリ。
4-6 未来完了:現在完了の「完了地点」を未来にずらしたもの。「未来にズラす」言葉に着目すれば、文法問題は解ける。4-2のルールとの組み合わせで、現在完了が使われる場合には特に注意。
[5] 態
5-1 受動態とは:
受動態とは、「される側に立って考える」ことである→「される側」は、英語では「目的語(O)」。
つまり、「受動態の文に書き換える」とは「元の文のOをSにして書き換える」ことである。
S + V + O ~. → O be Vp.p. (by S) ~.
受動態は、元の文のSに焦点が当たっていないことが多いので、by S付かないことも多い。また、受動態に続くby Sは「動作主」を表すので、「動作主」にふさわしくないものは、前置詞はby以外を使って表す(いわゆる「熟語」とされているものも多い)。
5-2 受動態の動詞の形
これはみなさん、中学校で嫌と言うほどやった be + p.p.ですが、、、。
実は、少し突っ込んでみると、英語にある統一的な深いルールに触れることができます。
それは「動詞が複数の語句にまたがるとき、前に機能を表す語句が来て、後ろに内容を表す語句が来る」と言うものです。
少しわかりづらいので、例文を。
The vase was broken. その花瓶は割れた。
動詞は、was brokenですよね。
された動作は「broken」(内容)。
疑問文 Was the base broken ? 否定文 The base was not broken.
で、wasが操作詞になっていることがわかります。
助動詞+受動態:(助) be p.p.
完了形+受動態:have been p.p.
進行形+受動態:be being p.p.
も、一番後ろのp.p.が内容(されたこと)で、一番前にある(助), have, beが操作詞となる。
ちょっと長くなりましたが、英語の面白さが少しでも伝われば、と思い。
こんな内容のテキスト作成を、今、企画しております。
[6] 助動詞
6-1日本人に分かりやすい説明としては、「意味を添える」ということになるのですが、、、。
本質的には、「話し手の判断を表す文になる」というところです。
つまり、助動詞の付いている文とは、「事実」ではない、ということになります。
(過去の習慣や、能力を表すものは、「事実」とも言えるのですが、、、。一々例外をあげていたらキリがない)。
形的には、、、「操作詞になる」ということです。
平叙文:S + (助)+ V原型 ~.
疑問文:(助) + S + V原型 ~ ?
否定文:S + (助) not + V原型 ~.
6-2 may, must, can
意味的には、、、。
[義務系⇄推量系]の意味で分けて覚えると、効果的
- may ~しても良い、~かもしれない
2. must ~しなければならない、~に違いない
3. can ~できる、~であり得る(can’tで「ありえない」)
この3つは、面白いことが、、、。
過去の事項をあらわすのに、have Vp.p.を続けることができるのですが、、、。
そうすると、、、。
全て推量系の意味になる!ということです。
may have V.p.p.「 Vしたかもしれない」
must have Vp.p.「Vしたに違いない」
can’t have Vp.p.「Vしたなんてあり得ない、はずがない」
最初にこの法則を発見した時には、感動しました!
私が予備校のテキストを任された時、この記述を載せたら、それ以降、ずっとこれが載るようになりました。
これ、実は、ある専門書の「内在的」「外在的」という記述をヒントに得たものです。
つまり、助動詞は、それを「内側からの力」と見るか、「外側からの力」と見るかの違いだけで、本質的に意味は一つである、とのことです。
例えばmustは、対象に強い力が働いており、それが自らの内側から外側への向けての力で考えるのであれば「~しなければならない」で、外側からある対象に向けての力と考えるのであれば、「~に違いない」になる、と。
長くなるので、これくらいにしておきます。
特に「推量系」の意味は頻出ですので、上の意味だけでも覚えてください!
6-3 should とought to
語感としては、日本語の「べき」に近い。
義務で「べきだ」、推量で「はずだ」
否定形に注意。
should not V原形 = ought not to 原形
これらは、後ろにhave Vp.p.を伴っても、意味は推量に限定されない。
should have Vp.p. = ought to have Vp.p.
「 Vすべきだったのに(しなかった)」(義務)
「当然Vしてしまったはずだ(はずなのに)」(推量)
6-4 need V原型(助動詞)と need to V原型(本動詞=一般動詞)
助動詞のneedは、疑問文か否定文で使う。
助動詞のneedは話し手の気持ち、一般動詞のneed to Vは客観的事実を述べる。
疑問文:Need S V ~ ? / Do S need to V ~ ?
否定文:S need not V ~ . / S don’t need to V ~ .
6-5 had better V原型「Vした方が良い」
否定形に注意:had better not V原形「Vしない方が良い」
6-6 助動詞shall
主語が一人称(I, We)の時は、willと同様に考えて良い。
その他は、次の決まった表現を覚える。
Shall I V原形 ~ ?「Vしましょうか」
Shall We V原形 ~. = Let’s V原形 ~.「Vしましょう」
S shall V原形 ~.:主語は私(達)以外「(私の意思で)SにVさせよう」
[7] 仮定法
助動詞は、「話し手の気持ちを表す」ものだった。
それを発展させたものが、この「仮定法」であり、助動詞の過去形にその本質がある。
文法問題としては、公式を覚えてしまえば、簡単に得点ができる。満点を狙える分野である。
読む上、会話の上では、「助動詞の過去形は仮定の意味を含意する」と念頭に置いておくと良い。
7-1 現在と過去の事実に反する過程
If S 過去形 ~ , S 助動詞過去形 V原形 ….「(今)もし~なら、・・・だろうに」
If S had Vp.p. ~ , S 助動詞過去形 have Vp.p….「(昔)~だったら、・・・だったろうに」
If S had Vp.p. ~ , S 助動詞過去形 V原形 ….「(昔)~だったら、(今)・・・だろうに」
7-2 未来を表す仮定法
If S should V 原形 ~ , S 助動詞過去形 V原形 ….「万が一~すると、・・・だろう」(可能性が低いと思われる未来)
If S were to V ~ , S 助動詞過去形 V原形 ….「仮に~としても、・・・だろう」(ありえない過程にも使う)
7-3 仮定法の条件節は、操作詞を前に出すことにより、if省略できる。
Were S ~「もし~なら」
Had S Vp.p. ~「もし~だったら」
Should S V原形 ~「万が一Vすると」
Were S to V~「仮にVすると」
ここは、形を覚えてしまえば確実に得点できるので、最初に少し頑張って形を覚えてしまおう。
[8] 準動詞(不定詞・動名詞・分詞[ toV, Ving, Vp.p.])
文法問題でも最も頻度が高く、読解で最初のつまづきとなりがちなのが、この「準動詞」。
英語が苦手な人は、まずここから勉強することを勧めたい。
ここがわかってしまえば、それが突破口になり英語が得意になることも!!
8-1 準動詞の共通点(1)カタマリを作る。
これから、準動詞の個別の特徴を述べていきますが、違いよりも、共通点の方が大切!
It is impossible /to do it in a minute.
それを1分でするのは無理だよ。
→to以下が、名詞のカタマリとなり、真の主語となっている。
と同時に、doは後ろにあるitを目的語とし、in a minuteという副詞句によって修飾されている(句の中で、動詞の役割をしている)。
→準動詞がカタマリを作ると同時に、そこからまた新しい文型が始まることにも注目。
作るカタマリの種類は、
名詞:to V, Ving →このVingを「動名詞」と呼ぶ。
形容詞:to V, Ving, Vp.p.→このVing, Vp.p.を「分詞(形容詞用法)」と呼ぶ。
副詞:to V, Ving, Vp.p. →このVing, Vp.p.を「分詞(副詞用法)=分詞構文」と呼ぶ。
8-2 準動詞の共通点(2) 意味上の主語を持つ。
もともとが動詞である以上、それをした主体がいる。それを意味上の主語と呼ぶ。
意味上の主語を表す場合。
to V’:forS’またはof S’。SVO to doの場合、OがS’となる(例外あり)。
It is impossible for you to do it in a minute.
君がそれを1分でやるのは無理だよ。
Ving(動名詞):所有格ないしは目的格を直前におく。
His doing it in a minute was surprising.
彼がそれを1分でやったのは驚きだった。
Ving、Vp.p.(形容詞用法):修飾する名詞との間に、[主語-述語]の関係があり、それが「する」ならVing、「される」ならVp.p.
The broken door was open.
壊れたドアは開いていた。
V’ing、V’p.p.(副詞用法):S = S’の時は示さない。S≠S’の時は、S’をV’ingやV’p.p.の直前におく。
Not knowing what to do, I remained silent.
どうしていいか分からないので、私は黙ったままでいた。
※細かいルールや例外は後で覚えるとして、とりあえず、ここでは、意味上の主語があるということを抑えてもらえばO.K.です。
8-3 準動詞の共通点(3) notは準動詞の直前に付ける。
It is natural for you not to go with her.
君が彼女と行かないのも当然だ。
We blame him for not coming on time.
彼が時間通りに来ないことを責めた。
Not knowing what to do, I remained silent.
どうしていいか分からないので、私は黙ったままでいた。
8-4 準動詞の相違点 [Ving ⇄ to V]
Vingには「すでにしている」、to Vには「これからする」イメージ有り。
<事例>
remember Ving「Vしたのを覚えている(Vしていて、そのことを覚えている)」
remember to V「Vするのを覚えている(覚えていて、Vする)」
forget Ving「Vしたのを忘れる(Vして、そのことを忘れる)」
forget to V「Vするのを忘れる(忘れて、Vしない)」
cf) stop Ving「Vするのをやめる(Vしていて、そのことをやめる)」
stop to V「Vするために立ち止まる(立ち止まって、Vする)」
<英文を読むときのポイント>
[1] 英文の4大論理
- = 2. ⇆ 3. 抽象→具体 4. 原因→結果
[2] 文頭に来た<前置詞+名詞>
→副詞句となり、場面設定を表す。対比を表すこともあるので、要注意。
[3] SとVの間にある句
→原則として、Sを修飾する形容詞句。
S + 形容詞句 + V ~ →「(形容詞句の) SはV~」
<このブログで使う用語>
- 連結詞:接続詞・関係詞・疑問詞など、二つ目のS+Vをつなぐ(節を導く)もの。
2. 操作詞:be動詞、助動詞、完了形のhaveなど、疑問文の時に前に出て、否定文の時にnotが付くもの。一般動詞はdoになる。
He plays tennis. →He does play tennis.と考える(語源的にもそう)。
疑問文:Does he play tennis. 否定文:He does not play tennis.
この「操作詞」の考えをマスターすれば、問題をとても簡単に解ける時がある(受動態など)。
最初はめんどくさいけど、慣れるととても簡単になります。
3. 限定詞:冠詞(a, the)、所有格など、名詞の先頭に来るもの。重複しては使わない。必ず名詞とペアで使うものである。従って、これらの語句が来たら、「名詞がくるぞ」と頭の中で構えることが大事。限定詞~名詞までを、一つの「名詞句」として捉える。