今作っている、「英語のキマリ」は、私がある医療系予備校のテキストを改定した時のものがベースになっております。

 

それまでは、その予備校の英語科主任が一手に引き受けていたのですが、私がその改定を任され、カリキュラムの5/6が書き換えられ、その予備校が閉鎖されるまでずっと、そのカリキュラムが使われました。

 

私は、かなりの参考書・問題集オタクで、おそらくは1千万円以上教材につぎ込み、色んなものを見てきましたが(もちろん、そのどれも参考にしています)、恐らく、特に英語が不得手な人にとって、これ以上理にかなったやり方はないと今も確信しております(河合塾のテキストも素晴らしいが、大人数講義が前提の「見せる」教材と、1対1、あるいは少人数相手でガッツリ取り組ませる教材とでは、コンセプトがそもそも違う)。

 

高校生であれば、「全く英語の勉強に触れたことがない」という人は、いないと思います。

 

ただ、それらの知識が全くバラバラで、有機的に繋がっておらず、英文を読むのに、なんで文法の知識が必要なんだ?と思っている人も少なくないと思います。

 

また、なんで構造分析なんかしなくちゃならないんだ?という人も。

 

これは、中学校までは、とにかくひたすら英文を日本語に移し替え、その日本語を理解していた(ひどいところでは、高校でもこんな勉強法をとっているのでしょう)のに、急に方向転換をされて、どうしていいのかわからない、という状況に陥っているのだと思います。

 

高校では、「なぜ」その意味になるのか、が問われているのです。

 

それを論理的に説明するための武器が、「文型と文法知識」なのです。

 

ただし、文法問題で正解するための知識と、文を読みために必要な文法知識は、微妙に違います。

 

その点も考慮して、カリキュラムを組んでおります。

 

私が務めていた医療系予備校では、個別指導も請け負っておりますが、私が担当した生徒は、最初数年度は、合格率100%でした(その後は色んな生徒が殺到し、100%は切ってしまいましたが、それでもいい合格率、成績の伸びでした)。

 

それは、私が教え方がうまいからではなく、私の組んだカリキュラムが優れていたからだと思います。

 

これから私が公開するカリキュラムに従って勉強すれば、恐らくは最短距離で、少なくとも大幅な遠回りはせずに、英語の成績を伸ばせることを請け負います。

 

英語の状況は、個人を取り巻く環境や、現場が一人一人違うので、真にベストマッチな勉強法を提供するには、個人面談が必要なのですが、それがなくても、最大公約数的な方向性は示すことができます。

 

もう少し進んだところで、個人的な相談の場も設けます。

 

お急ぎの方は、コメント欄にコメントください。

 

個人的なメールを交換し、相談に乗ることも可能です(当方多忙のため、対応に限りはあります)。

 

さて、前置きはこれくらいにして。

 

まず、何をすべきか。

 

「文法書を一冊コンプリートしてください」。

 

出来るだけ大きな書店に行って、自分に合いそうなものを1冊選んでください。

 

1冊選んだら、とにかく完成するまでは、他のものに手を出さない。

 

学校で当たれられたものがあり、それが使いやすいのであれば、それでも構いませんが、未履修の分野があると、学校のペースに合わせなくてはならないので、不適切です。

 

また、学校教材は、先生が説明の余地を残しておくため、説明が不十分であることも多いものです。

 

自主学習に耐えうる、説明の充実したものを選びましょう。

 

問題数は、少なめでも構いません。

 

とにかく「終える」ことが必要です。

 

もし、1冊勧めるとしたら、、、。

 

 

 

これですね。

これですね。

 

ちょっと、解説が少ないですが、、、。

 

問題のセレクトがいいです。

 

私だったら、章立てはこの配列にはしませんが。

 

まあ、先生にもお考えがあるのでしょう。

 

※私だったら、「英語のキマリ」の順にします。しかも、2系列に分けて。これ、そのうちに解説しますので、お楽しみに。これよりも効率よく伸ばす方法があれば、ぜひ知りたく思います。

 

さて、コンプリートの仕方です。

 

1回目:全問解く→間違えた問題をマークしておく。

2回目:1回目で間違えた問題だけ解く→また間違えた問題だけ解く。さらに間違えた問題は、別の色でマークしておく。

3回目:全問解く→間違えた問題は、さらに違う色で。

4回目:3回目で間違えた問題だけ解く→また間違えた問題だけ解く。さらに間違えた問題は、別の色でマークしておく。

5回目:全問解く→間違えた問題は、さらに違う色で。

6回目:5回目で間違えた問題だけ解く→また間違えた問題だけ解く。さらに間違えた問題は、別の色でマークしておく。

7回目:全問解く。

 

現役生であれば3ヶ月、浪人生であれば、1ヶ月もあればコンプリートできるでしょうか。

 

どんな問題集を使っても、これだけやれば、文法問題は8割方できるようになるでしょう。

 

なぜ7回なのか。

 

7回繰り返すと、短期記憶が長期記憶に変わるから、というのが理由の一つ。

 

もう一つは、「理解できない問題であっても、7回やれば、『そんなものだ』と覚えられるため」です。

 

また、全問を3回繰り返すことになり、「偶然当たってしまった」という事態も避けられます。

 

今で、英語をまとめてやったことがない人は、これが自信の根拠、強力な勉強の推進力となります。

 

場合によっては、他の科目にも波及し、他の科目も伸びるようになります。

 

「英文法の問題集を7回も繰り返すことはできないよ」という人は、個別にご相談ください。

 

時間がどうしても足りない人は、3回でもいいでしょう。

 

それ以下は、混乱の原因にしかならないので、他のやり方を検討した方がいいかも知れません。

 

勉強法の話は、次回以降も続きます。

 

英語哲人

 

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