初めてTOEICを受けた時の話をする前に、少し前段を。
大学入学初日にボクシング部に入ってから、授業が終わるとすぐに部室へ向かう日々が続きました。
英語が好きだったので、入学当初は、商社やIBMに入って英語を使ってバリバリ仕事したいと考えておりましたが、、、。
自分の性格的に、どうもサラリーマンは向きそうもない。
自分の父親が一部上場企業に勤めて、40代前半で部長に上り詰め、勤め上げていたのを見ていたので、なんかワクワク感がない(父親の時代は、自分とともに会社・国が成長したので、それなりのダイナミズムはあったと思う)。
浪人時代は充実していたし、授業も面白かった。
一番人気の先生は、当時年収で1億6千万、結婚はしていないものの、愛人が12人いるという噂でした。
塾の講師は、ボクシング部が忙しくてできない。
でも、塾や予備校の講師になりたい。
いやしかし、今後は子供が減っていくしな、、、。
なんてことを考えていると。
ある日、とっていた朝日新聞の記事に。
「海外で日本語を教えながら、無料で留学する」というものを見つけました。
これだ!と思い、それからは海外に出て日本語教師になるべく、英語の勉強をはじめました。
NHKの「優しいビジネス英語」を聞いたり、2年次には、'News Week’を1年間定期購読しました。
そして、「就職活動はしない」と心に決めます。
TOEFLの問題集なども買って、解いておりました。
別冊宝島シリーズの英語の本も読んだな。
大学2年になってからは、高校3年生の家庭教師(英語のみ)をすることになり、生徒とともに成長できる仕事にますますのめり込んでいきました。
ボクシング部は、2年で辞めるつもりだったのですが、いろんなことが重なって、それも叶わず、、、。
でも、英語の勉強だけは続けておりました。
3年になって、一学期で本当に辞めようと思っていたのですが、これまたいろいろなことがあり結局やめられず、副将にも選ばれ、ますますボクシング部を辞めづらい状況が続きました。
2年から、部室が池袋から埼玉の志木に移り、通うのはとても無理なので、親に無理を言って仕送りをしてもらってボクシングを続けました。
おかげで時間は少し浮きましたので、その時間をバイトにつぎ込むのではなく、勉強につぎ込みました。
私が在籍していた法学部は、単位認定が厳しく、1/4が留年するほどでしたが、その代わり、卒論はなく、頑張れば3年じで卒業に必要な単位を全部取得できました。
学校の勉強では、3年時で全て単位取得することを目指し、その傍らで、卒業後は海外で活躍するに十分な英語力の養成を独学で目指しました。
4年になり、周りが就職活動に明け暮れるようになっても、自分は就職活動をせず、自分の道を行きました。
ところが、、、。
ちょっとしたきっかけがあり、「就職活動をしてみようかな」と思い、活動を始めると。
これが連戦連敗。
ボクシング部の先輩に「受けてくれ」と言われたところを受けると、これが結構いい。
自分がボクシングで活躍した学内新聞を持ち込むようになると、面白いように内定が取れるようになりました。
体育会で、成績も良く、英語の勉強もしていたので、まともにやれば、かなりいい線いったと思うのですが、、、。
結局、先輩のコネを使ってしまったということで、本来の志望の商社でもいいところまで行っていたのですが、諦めて先輩の紹介してくれた会社に入ることを決めます。
この時は、正直、少し自分にがっかりしましたね。
「今まで頑張ってきたのは、なんだったのだろうか」と。
4年の夏に、内定者の集まりがあり、そこで全員TOEICを受けました。
これが、初受験です。
大きい会社だったので、周りは東大・京大・早慶を初めとする一流大学卒ばかり。
しかし、皆さんTOIECの点数は、300点前後が多かったように記憶しております。
そんな中、私は615点を取りました。
体育会であること、TOEICが高得点だったことが影響したのが、同じ大学卒の3人の中で、私のみが東京に配属され、リクルーターも務めることになりました。
これでますます、辞められなくなった。
入社直前まで、入るかどうか迷っていたけれど、、、(今思えば、辞めるべきでした)。
仕事で英語を使うことは恐らく無いだろうけど、「自分はもっと取れる!」と思っていたので、TOEICの対策をして、卒業時に受けたら、725点でした。
これは当時、商社の海外赴任の基準点である720点を上回っていました、、、。
その後、2年間その会社で働きますが、まあ、ダメでしたね。
そして、2年でその会社を辞め、地方(桐生)の塾に就職します。
また英語の勉強を始め、英検準一級を受けるも、二次試験で落ち、再度トライした時には、受かりました。
TOEICも受け直しましたが、780、795と足踏みが続きます。
いずれは予備校講師として独立したい、と考えていたのですが、私の大学(立教)では、学歴としては弱いので、TOEICの点数を上げ、アピールしようと考えました。
Duoを使ったディクテーション。優しいビジネス英語を使ったシャドウイング。同時通訳方式の教材なんかも使いました。
そして、過去問の徹底研究。
努力の甲斐あり、予備校講師として独立する頃には、865点を取得しました。
その後、予備校講師として独立して、日々英文に触れ、「ビジネスウイーク」などを購読することにより、河合塾(仙台)の教壇にたつ前には、910点を取得するまでになっていました。
そのあとは、受けておりません。
それから15年以上経っております。
現在は、語彙力が目に見えて落ちておりますので、恐らく700~800点の間くらいでは無いでしょうか。
リスニングの力も落ちているでしょうから、もっと低いかもしれません。
ただ、教える力は飛躍的に向上した自信があります。
いろんな経験をしてきたおかげで、、、。
これから、TOEICの点数も上げるべく力を入れていきますが、「教える」ことに関しては、実はあまりそこは重要では無い気がします。
「自分が勉強した人」が、「教えるのが上手い」「他の人の点数を伸ばせる」とは、限らないと思います。
自分と同じような、元々できる子を教えるのは得意かも知れませんが、、、。
そういう人が、できない子に共感できるか、思いやりを持って接することができるか、モチベーションを上げることができるのか、というのは、別問題だと思います。
それでも、TOEICの点は、高いに越したことはない。
宣伝にも使えますし。
以前よりも、TOEICで高得点を取りやすい環境は整っていると思います。
情報や教材がかなり充実してきましたし、、、。
それでも、「満点」というのは、難しいものだとおもいます。
思うに、100点を取るには、120点〜150点くらいを取る実力がないと難しいと思います。
当日のコンディショニングも必要。
でも、価値ある目標だと思います。
「満点」って、いいですよね。
私も、狙ってみようかと思っております(ただ、それで自分の教授力が上がるとは思っておりません。あくまで「自分への挑戦」です)。
このブログを通して、読者様と共に成長できれば、と思います。
英語哲人
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