( A. Almost B. Almost all C. Most of D. Mostly ) college students have part-time jobs; nearly no one doesn't.
この問題を見て、すぐに、「ああ、あの問題ね!」と浮かぶ人は、結構勉強が進んでいる人ではないでしょうか(偏差値65以上?)。
意味だけでは、解けないですよね。
文意は、「ほとんど全ての大学生が、バイトをしている。していない人は、ほとんど誰もいない」という意味でしょう。
どの選択肢を選んでも良さそうですね。
しかし、almost「ほとんど」mostly「たいてい」は副詞で、後ろに続くcollege studentsという名詞を修飾することができません。
almost allと、most of の後ろには、両方とも名詞が来ますが、most ofの後ろには、「特定化された名詞」、もっとわかりやすく言えば、「theや所有格の付いた名詞」が来ます。
このブログ(巻末)でいう「限定詞の付いた名詞」です。
したがって、B. Almost allが正解。
これで正解が得られた。
Almostが副詞で形容詞のallを修飾し、allがcollege studentsを修飾している、という寸法です。
ここでは、どちらかというと、Most of the 名詞の方がポイント。
誤文訂正問題なんかでも出ますから、ここでしっかりと押さえておきましょう。
「部分・全体を表す代名詞+of」の」後ろには、特定の名詞(限定詞の付いた名詞)が来ます!
「不特定なもの of 不特定なもの(不特定なもののうち、不特定なもの)」って、なんとなく気持ち悪い感覚がないですか?(私にはあります)。
ここで覚えてしまいましょうね。
巻末の、英語のキマリ集、なかなか進みませんが、完成まで粘り強く行くつもりですので、よろしくお願い申し上げます。
ご期待ください。
英語哲人
<Look!😉>
応援のポチをお願いします!
あなたがポチをすると、当ブログの順位が上がります。
当ブログの順位が上がれば、より多くの方にお楽しみいただけます。
執筆者のモチベーションが上がります。
執筆者のモチベーションが上がると、更新頻度が上がります。
更新頻度が上がれば、、、あなたをもっと楽しませられるかも!?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。
4-4 現在完了:その文を聞けば、現在の状態が分かる。現在とつながっている。現在とのつながりを断ち切る言葉と共には使えない。
4-5 過去完了:現在完了の「完了地点」を過去にずらしたもの。文法問題は「過去にズラす言葉」に着目すれば、解ける。「過去の過去」を表す、「大過去」もアリ。
4-6 未来完了:現在完了の「完了地点」を未来にずらしたもの。「未来にズラす」言葉に着目すれば、文法問題は解ける。4-2のルールとの組み合わせで、現在完了が使われる場合には特に注意。
[5] 態
5-1 受動態とは:
受動態とは、「される側に立って考える」ことである→「される側」は、英語では「目的語(O)」。
つまり、「受動態の文に書き換える」とは「元の文のOをSにして書き換える」ことである。
S + V + O ~. → O be Vp.p. (by S) ~.
受動態は、元の文のSに焦点が当たっていないことが多いので、by S付かないことも多い。また、受動態に続くby Sは「動作主」を表すので、「動作主」にふさわしくないものは、前置詞はby以外を使って表す(いわゆる「熟語」とされているものも多い)。
<英文を読むときのポイント>
[1] 英文の4大論理
- = 2. ⇆ 3. 抽象→具体 4. 原因→結果
<このブログで使う用語>
- 連結詞:接続詞・関係詞・疑問詞など、二つ目のS+Vをつなぐ(節を導く)もの。
2. 操作詞:be動詞、助動詞、完了形のhaveなど、疑問文の時に前に出て、否定文の時にnotが付くもの。一般動詞はdoになる。
He plays tennis. →He does play tennis.と考える(語源的にもそう)。
疑問文:Does he play tennis. 否定文:He does not play tennis.
この「操作詞」の考えをマスターすれば、問題をとても簡単に解ける時がある(受動態など)。
最初はめんどくさいけど、慣れるととても簡単になります。
3. 限定詞:冠詞(a, the)、所有格など、名詞の先頭に来るもの。重複しては使わない。必ず名詞とペアで使うものである。従って、これらの語句が来たら、「名詞がくるぞ」と頭の中で構えることが大事。限定詞~名詞までを、一つの「名詞句」として捉える。