We appreciate your ( ) about our product.
1. inquire 2. inquiry 3. inquired 4. inquisitive
your という所有格(限定詞<巻末参照>の一つです)には、ペアとなる名詞が必要。
そう思って読み進めると、( )の後には、前置詞のaboutが来ており、ここからまた新たなカタマリ(句)が始まると分かる。
つまり、( )の中には、yourとペアになる名詞が入ると分かる。
したがって、2. inquiry(名)質問、お問い合わせが正解。
これで、正解が得られた。
(訳)私たちは、あなたの私たちの商品に対するご質問を評価しております。
→私どもの商品についてご質問いただき、ありがとうございます。
他の選択肢も検討しましょう。
1. inquire(動)尋ねる。自動詞でも他動詞でも使います。ここでは他動詞になり、your inquiryがOとなっております。
3. inquiredは、その過去形ないしはVp.p.で、どちらも形からふさわしくありません。
4. inquisitive(形)詮索好きな、知識欲旺盛な も、形から入りません。
このような「品詞問題」は、TOEICにも頻出です。
スピーディーに解いていきたいですね。
今回は、品詞がすべて異なりましたので、容易に解けましたが、同じ品詞が複数入っている場合があり、思わぬトラップにかかってしまうこともありますので、ご注意ください。
念の為、他の選択肢も確認をした方がいいでしょう。
この講座(に限らず、私の講座)では、ダメ選択肢も、その理由を明らかにしていきます。
一人の演習では、なかなかそこまで気が回らないかもしれませんが、今よりもさらなる高みを目指したい人、「満点」を狙いたい人には、欠かせない態度です。
頑張りましょう。
英語哲人
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英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。
4-4 現在完了:その文を聞けば、現在の状態が分かる。現在とつながっている。現在とのつながりを断ち切る言葉と共には使えない。
4-5 過去完了:現在完了の「完了地点」を過去にずらしたもの。文法問題は「過去にズラす言葉」に着目すれば、解ける。「過去の過去」を表す、「大過去」もアリ。
4-6 未来完了:現在完了の「完了地点」を未来にずらしたもの。「未来にズラす」言葉に着目すれば、文法問題は解ける。4-2のルールとの組み合わせで、現在完了が使われる場合には特に注意。
<英文を読むときのポイント>
[1] 英文の4大論理
- = 2. ⇆ 3. 抽象→具体 4. 原因→結果
<このブログで使う用語>
- 連結詞:接続詞・関係詞・疑問詞など、二つ目のS+Vをつなぐ(節を導く)もの。
2. 操作詞:be動詞、助動詞、完了形のhaveなど、疑問文の時に前に出て、否定文の時にnotが付くもの。一般動詞はdoになる。
He plays tennis. →He does play tennis.と考える(語源的にもそう)。
疑問文:Does he play tennis. 否定文:He does not play tennis.
この「操作詞」の考えをマスターすれば、問題をとても簡単に解ける時がある(受動態など)。
最初はめんどくさいけど、慣れるととても簡単になります。
3. 限定詞:冠詞(a, the)、所有格など、名詞の先頭に来るもの。重複しては使わない。必ず名詞とペアで使うものである。従って、これらの語句が来たら、「名詞がくるぞ」と頭の中で構えることが大事。限定詞~名詞までを、一つの「名詞句」として捉える。