Paul will strat working in Singapore after he ( ) university.
ア. will finish イ. finishes ウ. finish エ. finished
ここでは意味はあまり関係ないけど、「ポールは、卒業後シンガポールで働き始めるつもりだ」と言う感じでしょう。
動詞の形を選ばせる問題ですね。
時制の問題です。
この文がいつの時間に属しているかは、Paulの後のwillを見ればわかります。
まだ現実になっていない、未来のことですね。
そうか、では、、、、。
と焦らないでください。
after以降の副詞節は、主節のwill startを修飾してます。
「will startがいつか」を表しているのです。
と言うことは、、、。
will startによって、時間は自然と表されているのですね。
こう言う場合、英語では、未来を表すのにあえてもう一度willなどを使う必要がないのです。
現在形でO.K.なのです。
皆様も、経験的に、主節と従属節の両方に助動詞が入っている文章って、あまり見ないのではないでしょうか(実際には、あります。あくまで経験則に基づくもので良いのです)。
巻末の「キマリ」にも載せているルール。
「時・条件を表す副詞節の中では、未来の内容も現在形で表す」と言うものがありましたね。
コレは、時制の中で最も大事なルールですから、ここで覚えてしまいましょう。
現在形(原形ではない!)ですから、'he'に合わせて。
イ. finishesが正解ですね。
コレで正解が得られました。
ここで、中学生によく聞かれたこと。
「先生、-sって、複数形に着くんじゃないですか?」
それは、名詞につく-sです。
-sには、2種類あります。
複数形の-s:二人・2個以上の人・物につく-s
3人称単数現在の-s(3単現の-s):「私・あなた以外」の人や物が主語になる時、動詞につく-s
コレは全く別物です。
ごっちゃになっている人は、ここでしっかり整理しましょうね。
このブログは、ある程度の知識層を想定はしていますが、折に触れ、基礎まで戻っていきます。
先生方は、教え方のご参考にしていただければ。
「もっといい教え方があるよ」と言う方。
ぜひ教えてください!
それでは。
英語哲人
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英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。
4-4 現在完了:その文を聞けば、現在の状態が分かる。現在とつながっている。現在とのつながりを断ち切る言葉と共には使えない。
4-5 過去完了:現在完了の「完了地点」を過去にずらしたもの。文法問題は「過去にズラす言葉」に着目すれば、解ける。「過去の過去」を表す、「大過去」もアリ。
4-6 未来完了:現在完了の「完了地点」を未来にずらしたもの。「未来にズラす」言葉に着目すれば、文法問題は解ける。4-2のルールとの組み合わせで、現在完了が使われる場合には特に注意。
<英文を読むときのポイント>
[1] 英文の4大論理
- = 2. ⇆ 3. 抽象→具体 4. 原因→結果
<このブログで使う用語>
- 連結詞:接続詞・関係詞・疑問詞など、二つ目のS+Vをつなぐ(節を導く)もの。
2. 操作詞:be動詞、助動詞、完了形のhaveなど、疑問文の時に前に出て、否定文の時にnotが付くもの。一般動詞はdoになる。
He plays tennis. →He does play tennis.と考える(語源的にもそう)。
疑問文:Does he play tennis. 否定文:He does not play tennis.
この「操作詞」の考えをマスターすれば、問題をとても簡単に解ける時がある(受動態など)。
最初はめんどくさいけど、慣れるととても簡単になります。
3. 限定詞:冠詞(a, the)、所有格など、名詞の先頭に来るもの。重複しては使わない。必ず名詞とペアで使うものである。従って、これらの語句が来たら、「名詞がくるぞ」と頭の中で構えることが大事。限定詞~名詞までを、一つの「名詞句」として捉える。