Q:与えられた英文に続くA~Dの最も適切な配列をそれぞれ一つ選べ。
Should parents be troubled when their kids Strat to lie ?
A. Chances are that most of us would say yes ー we believe honesty is a virtue.
B. But in fact, the opposite is true : Lying is not only normal, but also a sign of intelligence.
C. Children who lie a lot have some kind of developmental problem.
D. Children who lie have a heightened ability to see the world through other people’s eyes ー what psychologists call the ‘theory of mind.’
- A-C-B-D 2. B-D-C-A 3. C-A-D-B 4. D-B-A-C
まず、意味を取っていきましょう(そんなに難しい単語はありませんが、多少知らなくても、この問題は解けます)。
<問題文>
Should parents be troubled / when their kids Strat to lie ?
親は悩むべきだろうか / 自分の子供が嘘をつき始めたら。
※trouble(他動詞)~を悩ませる
- Chances are / that most of us would say yes / ー we believe / honesty is a virtue.
多分 / 私たちのほとんどはハイと言うだろう / 私たちは信じている / 正直は美徳であると。
※Chances are that S + V ~「多分SはVするだろう」。ここのwouldは控えめ推量
※virtue「美徳」
B. But in fact, / the opposite is true / : Lying is not only normal, /
しかし実際には、/ それと反対のことが言える / 嘘をつくことは正常なだけでなく、/
but also a sign of intelligence.
知性の印でもあるのだ。
※not only A but also B「AだけでなくBも」
C. We also may think / that children / who lie a lot / have some kind of developmental problem.
私たちはまた、考えるかもしれない / 子供達は / たくさん嘘をつく / ある種の発達上の問題を抱えている。
※alsoに注目。これは「追加」を表すマーカーで、前にも似たようなことを述べているサイン。
※ここは、haveの前でwhoが導く節が終わっていることを見抜くのがポイント。接続詞や関係詞は、 Vを一つしか抱えられないので、2つ目のVの前で区切るのがポイント。
D. Children / who lie / have a heightened ability / to see the world /
子供達 / 嘘をつく / は高い能力を持っている / 世の中を見る /
through other people’s eyes / ー what psychologists call the ‘theory of mind.’
他の人々の目を通して / 心理学者が「精神の理論」と呼ぶ(もの)
※ここも、liveとhaveの間で切れるか否かがポイント。
さて、内容を見てみましょう。
B. のButに着目。これで流れが変わります。それ以降は、嘘をつくことに対して、プラスの評価をしてますね。
つまり。
「嘘へのマイナス評価 But 嘘へのプラス評価」
の流れであることがわかります。
D.のプラス評価は、Bの後半部分を詳しく述べたものであり、
「B. 抽象→ D. 具体」の流れであることが分かります。
この「抽象→具体」の流れは、英文の4大理論の一つでもありますから、しっかり押さえて行きましょう。
C. は、嘘に対してマイナス評価をしておりますが、alsoに着目して、前にも同じような内容があると判断。A. の「正直は美徳と信じている」がその内容だと分かります。
そして、A.のyesが、問題文の「悩むべきだろうか」に対する答えであることも分かります。
従って、A. → C. → B. → D. が正しい順序。
これで答えが得られた。
正解は、1.
<Look!😉>
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英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。
4-4 現在完了:その文を聞けば、現在の状態が分かる。現在とつながっている。現在とのつながりを断ち切る言葉と共には使えない。
4-5 過去完了:現在完了の「完了地点」を過去にずらしたもの。文法問題は「過去にズラす言葉」に着目すれば、解ける。「過去の過去」を表す、「大過去」もアリ。
4-6 未来完了:現在完了の「完了地点」を未来にずらしたもの。「未来にズラす」言葉に着目すれば、文法問題は解ける。4-2のルールとの組み合わせで、現在完了が使われる場合には特に注意。
<英文を読むときのポイント>
[1] 英文の4大論理
1. = 2. ⇆ 3. 抽象→具体 4. 原因→結果