His work ( )him his life.
1. cost 2. robbed 3. spent 4. took
文型の問題。
語法の問題とも言えます。
大事なのは、「形」を問われているのが分かり、普段から「形」を意識して勉強すること。
「意味」だけでは、この問題は解けません。
日本の英語教育は、中学校までは特に意味を重視した(日本語に移し替えて考える)教育を行うので、この辺り、皆さん苦労することでしょう。
早く慣れてしまった者勝ちです。
形で落とせるものが、二つ。
( )の後ろに、himとhis lifeという名詞が二つ並んでいます。
この形を取れるのは、選択肢の中で二つだけ。
まず、ダメな二つを落としましょう。
いつもの作業です。
2. robはrob A of Bで「AからBを奪う」という意味になります。
3. spendは、spend O Vingで、「O(時間)を〜して過ごす」という意味になります。
1. cost O1O2で「O1にO2の犠牲を払わせる」
4. take O1O2で「O1にO2の時間がかかる」
ということで。
ここまできたら、意味でわかってしまいますね。
1. が正解で。
「彼の仕事は、彼に彼の命という犠牲を払わせた」
=「彼は仕事で命を失った」
という意味です。
第4文型を取る動詞は、「授与動詞」と言って、「与える」という意味になることが多いのですが、costは「お金や犠牲を払わせる」takeは「時間を掛けさせる」という意味になります(例外です)。
まあ、強いて言えば、「金銭的(その他の)犠牲を与える」「時間的犠牲を与える」と言えなくもないのですが、そこまでして統一しなくても、、、と思います。
この辺りは、個々でやりやすいようにやるのがいいと思います。
「記憶の経済学」の視点を持つことが大切ですね。
ゴリゴリ力づくの記憶ばかりでは疲れますから。
省力の美学。
英語なんてさっさとマスターして、「次の段階」へ行きましょう。
では。
英語哲人
<Look!😉>
応援のポチをお願いします!
あなたがポチをすると、当ブログの順位が上がります。
当ブログの順位が上がれば、より多くの方にお楽しみいただけます。
執筆者のモチベーションが上がります。
執筆者のモチベーションが上がると、更新頻度が上がります。
更新頻度が上がれば、、、あなたをもっと楽しませられるかも!?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
英語のキマリ集(出来るだけ簡単に!) by 英語哲人
[1] 英語の要素
1-1 主語[S];動作・状態の主体を表す:「誰が」「何が」を表す。
1-2 述語(動詞)[V];主語の動作・状態を表す:「~する」「~だ」
1-3 目的語[O];動作の相手や発言・思考の内容を示す:「~を」
1-4 補語[C]:主語や目的語の状態などを表す:「SはCだ」「OがCだ(する)」
1-5 修飾語:上記SVOCの様子を詳しく説明する。
[2] 英語の品詞
2-1 名詞:S, C, O, 前置詞のOのいずれかになる。
2-2 動詞:そのままではVになるが、to VやVingやVp.p.時にはV原型の形で、
名詞・形容詞・副詞の役割をする。
2-3 形容詞:Cになるか、名詞を修飾する。
2-4 副詞:名詞以外を修飾する。
[3] 動詞の語法1
3-3 自動詞 or 他動詞:目的語を取るか否か。
自動詞: S + V またはS + V + 前置詞+前置詞のO
他動詞:S + V + O(←Oが必要です)。
C, Mは、どちらにも付くので、ここでは問題にしない。
3-4 動作動詞 or 状態動詞:進行形にするか否か。
動作動詞:意識しないと止まってしまう動作。一時的にすることも可。
状態動詞:意識しなくても続く動作。一時性になじまないもの。
[4] 時制
4 -1 時制と動詞の形:英語は、時間相に応じて、動詞の形が変わる
過去:Ved 現在:V(es) 未来:will V
→全ては、「言っている人の気持ち」に収束するのだが、そのあたりはおいおい。文法問題として解くなら、時間を表す語句(主に副詞)に着目すれば、容易に解ける。
4 -2 例外:「時や条件を表す副詞区の中では、未来の内容も現在形で表す」
→これも「省略の美学」で簡単に説明できるのだが、あまりにも入試でよく出るものなので、ここだけは覚えてもいいかも。
例)I’ll not go if it rains tomorrow. 雨が降ったら、行かないよ。
→if 以下が副詞節なので、tomorrowがあるけど、動詞はrains。
4-3 進行形: be Ving「Vしている」→一時性を強調。一時性に馴染まない動詞(状態動詞)は進行形にできない。