おはようございます→こんばんは。書き始めは朝だったのに、投稿は夜になってしまいました。

子供を保育園に預けられない土日はキツいです・・・。

いやいや、まだ、週休二日にせず、頑張ります!!

いつもこのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、動名詞・分詞の総仕上げとして、演習問題をしたいと思います。
(一部、不定詞の復習も含む)。

間違えたところは、解説に戻って復習をしてくださいね!

今日の問題も、最新、2012年の大学入試問題からです!

[1]空所補充問題:空所を補充するのに最も適切なものを選べ。

1. It is impossible (  ) feel calm and quiet in a society that only chases profits.
 ① that ② your ③ to ④ for <亜細亜大>

2. I was made (  ) here for over an hour.
 ① wait ② waited ③ waiting ④ to wait <名城大ー理工>

3. Jack insisted on (  ) a new car.
 ① buy ② bought ③ to buy ④ buying <中部大>

4. I can't help (  ) he will win the race.
 ① hope ② hoped ③ hoping ④ to hope <名城大ー理工>

5. George denied (  ) the machine, even though he was the last to use it.
 ① to break ② breaking ③ being broken ④ to have broken
 <松山大ー経・経営>

6. (  ) from the plane, the beautiful landscape was really fascinating.
 ① Seeing ② Seen ③ To see ④ Having seen <清泉女子大ー文>

7. Real classic filmmaking is (  ) in Japan, in the movies of director Yasujiro Ozu, where emotions and space are in perfect balance.
 ① finding ② to be finding ③ to be found ④ to found
<慶応大ー商>


[2] 間違い指摘問題:次の文中で誤りを含む部分を指摘せよ。なければ、○を記せ。

1. ①Mostpeopledo not enjoyto get up early in the morning. <東邦大ー薬>

2. ①Regardless of what some committee members are saying, there doesn't ②seem to be any clear and pressing reason ③to postponing the meeting ④until the middle of next week.
 <早大ー社会>


[3] 並び替え問題:以下の語句を、文意を成すよう並び替えよ。和訳がある場合は、それに従え。

1. その計画はやってみる価値は十分ある。
 The plan (  )(  )(  )(  ). <岐阜聖徳学園>
 ① trying ② well ③ is ④ worth

2. 重要な試験を受ける学生たちは、前夜よく眠るようにするべきです。
 Students ( )( )( )( )( )( )( ) the night before.
 ① exams ② important ③ should ④ sleep well 
 ⑤ taking ⑥ to ⑦ try <武庫川女子大>

3. 何を言っていいか分からず、彼はただ黙っていた。
Not ( ① say ② to ③ what ④ knowing ), he kept silent. 
 <名古屋学院大ー経・商>

4. 私は、あなたにお目にかかれるのを長い間楽しみにしていました。
I have ( ① been ② for ③ forward ④ looking ⑤ seeing ⑥ to ⑦ you ) a long time.
 <立命館大>

5. 私が言おうとしていることは、誰の責任かを言い合ってもしかたがないということだ。
 What I'm trying to say is that there is ( ① about ② arguing ③ in ④ no ⑤ point ⑥ to ⑦ who's ) blame.
 <立命館大>

6. 妹は、月明かりの下で何か白いものが動いているのを見た。
 My ( ① in ② moving ③ saw ④ sister ⑤ something ⑥ the ⑦ white ) moonlight.
 <立命館大>

7. 騒音がひどいだろうから、私の声が聞こえないのではないかと思う。
 There will be so much noise that I'm afraid ( )( )( )( )( )( )( )( ).
 ① won't ② heard ③ I ④ myself ⑤ able ⑥ be ⑦ make ⑧ to
 <龍谷大>

8.  もう質問がないようですから、次の話題に移ります。<1語加えて>
 ( ① more ② to ③ no ④ as ⑤ be ⑤ seem ) questions, we will move to the next topic.
 <西南学院大>

9. Stopping global warming ( )( )( )( )( )( )( ).
 ① biggest ② the world ③ is ④ facing
 ⑤ one ⑥ challenges ⑦ of the <芝浦工大ー工・システムデザイン>

10. I always find ( ① giving ② to ③ myself ④ it ⑤ see ⑥ uncomfortable ) a talk on video.
 <立教大ー経・法・異文化コミュニケーション>

11. I wonder if we are properly ( ① changes ② with ③ the ④ place ⑤ taking ⑥ coping ) in today's world.
 <立教大ー経・法・異文化コミュニケーション>

<解答と解説と和訳>
[1]
1. ③:toV<名詞的用法(主語)>→①③④とも、後ろに動詞の原形が来て主語にならない。
 <講ノ三十三[1-1]>

 (訳)利益を追求するのみの社会で、平静に、穏やかに感じることは不可能だ。

2. ④:make O do「Oにdoさせる」→O be made to do「Oはdoさせられる」
 <講ノ三十三[3]>

 (訳)私はここで一時間以上待たされた。

3. ④:前置詞onの目的語になるのはこれしかない。<講ノ三十七[1-2]>

 (訳)ジャックは新しい車を買うよう言い張った。

4. ③:cannot help Ving「Vせざるを得ない」= cannot but V原形 = cannot help but V原形
 <講ノ三十九[1]>

 (訳)私は彼がレースに勝つことを望まざるを得ない。

5. ②:deny「否定する」はVingのみを目的語に取り、toVは不定詞にとらない(cafe damage p.s.)<講ノ三十八[2]>。③の受動態は、目的語を取らないし、意味も変。

 (訳)ジョージは機械を壊したことを否定した。彼がそれを最後に使ったのだが。

6. ②:分詞構文。S' = Sで、「飛行機」は「見られる」のだからp.p.。<講ノ四十壱[1]②>

 (訳)飛行機から見ると、その美しい風景は本当に魅力的だ。

7. ③:他は、全て能動の時点で不可。find「~を見つける」も、found「~を設立する」も、目的語が必要である。ここは後ろにin Japanという修飾語句が続いていることより、受動態と判断して③を選ぶ。ちなみに、これはbe to V構文(可能)<講ノ参十五[2]>

[2]

1. ④(→getting):enjoyはVingのみを目的語にとる動詞(cafe damage p.s.)<講ノ三十八[2]>。

 (訳)ほとんどの人が朝早く起きることを楽しめない。

2. ③(→to postpone):ここは、to V<形容詞的用法>として、名詞reasonを修飾すべき<講ノ三十弐[2]>。regardless of A「Aにも関わらず」、there seem to be S「Sがあるようだ」、until「~までずっと」<前置詞>は、どれも問題がない。

 (訳)委員会のメンバーの何人かが言っていることに関わらず、来週半ばまで会議を延期する明確で差し迫った理由は全くないように思われる。

[3]

1. ①「Vする価値がある」: be worth Ving→beがis、Vがtrying
  ②「十分に」という意味は、副詞のwellを形容詞worthの前に置くことによって出す。

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)The plan is well worth trying. <講ノ三十九[5]>

2. ①「重要な試験を受ける」が「学生」を修飾するようにする。
   →Students taking important exams <講ノ四十:[1-2]>
 ②「良く眠るにするべきだ」:should sleep well

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)Students taking important exams should sleep well the night before.

3. (答)Not knowing what to say <講ノ四十壱[1③]>
  →何度も出て来たので、解説なしで。

4. ①「~するのを楽しみにする」:look forward to Ving <講ノ三十九[5]>
  →これを完了進行形で使う。
 ②Vingには、seeing youが入る。
 ③前置詞のforは、後ろのa long timeを目的語とする。

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)I have been looking forward to seeing you for a long time.

5. ①「Vしても仕方がない」:There is no point [in] Ving <講ノ三十九[3]>
 ②「誰の責任か言い合っても」:arguing about who's to blame
  →be to blame「責めを負うべきである、責任がある」
 ②を①のVingに代入すれば、解答は完成。

 従って、解答は以下の通り。
 (答)There is no point in arguing who's to blame.

6. ①「妹は」:My sister
 ②「何かが動いているのをみた」:saw something white moving <SVOC:講ノ四十壱[2-2]>
 ③「月明かりの下で」:in the moonlight

 以上より、解答は以下の通り。
 My sister saw something white moving in the moonlight.

7. ①「V出来ないのではないかと思う」:won't be able to V
 ②「自分の声を聞かせる」:make myself heard→私は「聞かれる」のでp.p.<SVOC:講ノ四十壱[2-2]>

 以上より、解答は以下の通り。
 ・・・I won't be able to make myself heard.

8. ①「~から」という理由は、接続詞asで表す。
 ②「ないようだ」:seem to be no more questions 
 ③これを、「ある・ない」を表すthere構文にする。

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)There seem to be no more questions,・・・・.

9. ①isがあるので、SVCではないかと予想し、Stoppingを主語として考える。
 ②one of A「Aの一つ」。Aには複数名詞が来る。ここではchallenges「課題」が来る。
 →②がCと考えると、「地球温暖化を止めることは、課題の一つだ」。うん、良さそうだ。
 残ったものを考えると、the worldとfacing。つなぎ方としては、facing the worldしかない。
 「課題が世界の方 を向いている」と考えれば分かり易いかもしれない。<講ノ四十[1-2]>

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)Stopping global warming is one of the challenges facing the world.
 (訳)地球温暖化を止めることは、世界が直面している課題の一つである。

10. ①unconfortableという形容詞は、ここでは修飾する名詞がないので、Cにせざるを得ない。findもseeもOCが続き、Cを取れるが、seeに続けてしまうと、意味的に続かない。
find it uncomfortableとして、to see以下を真の目的語にする。seeの後ろは、myselfをO、gvingをCの第五文型とし、give a talkという言い回しが出てくるかどうかが一つの勝負。
 まとめると、

 ② find it uncomfortable <SVOC>
 ③ to see myself giving a talk on video <SVOC><SVOC:講ノ四十壱[2-2]>

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)I always find it uncomfortable to see myself giving a talk on video.
 (訳)ビデオカメラの前で話す時にはいつも不快な思いをしてしまう。

11. ①後ろの「こんにちの世界で」という表現から、「起きている変化」changes taking placeが続くのではないかと考える。後ろから特定化する修飾語句が付くので、changesにはtheを付ける。
<SVOC:講ノ四十壱[1-2]>
 ②残ったcoping withは、まえのareに続けるものとして不自然でない。cope with A「Aに対処する」

 以上より、解答は以下の通り。
 (答)I wonder if we are properly coping with the changes taking place in today's world.
 (訳)こんにちの世界に起きている変化に、我々はきちんと対応しているのだろうか。

 お疲れさまでした。

 今日の講義はここまでです。

 よろしければ、編集後記も読んでください。

<編集後記>
この記事は、今日の朝には投稿したかったのですが、結局夜までかかってしまいました。

カリキュラムを、大幅に短縮いたしました。

第五講を大幅に書き換えたので、ご覧になってください。

理由は、いくつかあります。

一つは、講義自体の内容が、以前とは比べ物にならないくらい濃いものとなってきた(実際に初期の頃と比べてみてください)ので、予想以上に早く進みそうだ、ということです。

もう一つは、現状では非常に負担が大きく、どこまでやれるか分からない。とにかく行けるところまで行きたい、という思いがあるためです。

少しずつでも、続けていくのがいいのか、やれるところまで、思い切って行くのがいいのか・・・。

いずれにせよ、一度上げたブログの質を落とすことは出来ません。

今のところは、やれるところまでやり切ってやろう、という心境です。

とりあえず、準動詞まで終えられて良かった・・・。

皆様は、今、一つの大きな山を越えました。

自信を持ってください。

今までの皆さんとは、違った皆さんとなってるはずです。

それでは、また。

猫健007