こんにちは。
いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
本日の内容は、昨日からの続きとなりますので、昨日読んでない方は、昨日の解説部分だけでも読んでから今日の講義に臨んでください。
問題演習は、昨日の分、今日の分をまとめてやっていただいても構いません。
それでは、今日の講義に参りましょう。
[1] 倒置によるifの省略
昨日は、条件節はifで始まるものだけを扱いましたが、今日は、条件部分にifが現れないものをやります。
まず始めが、これ!「倒置によるifの省略」です
[1-1] If S were ~ → Were S ~「もし~なら」
[1-2] If S had p.p. ~ → Had S p.p.~「もし~だったら」
[1-3] If S should V ~ → Should S V ~「万が一~なら」
[1-4] If S were to V ~ → Were S to V ~「仮に~なら」
→要は、操作詞相当語句を文頭に出すことにより、ifが省略出来る、ということ。
ただし、一般動詞過去形の場合、Didを文頭に出してIfを省略することは、通常、しない。
上の形のみを覚えておけば大丈夫。
例文に行きます。
<例文①> Were I you, I would not do such a thing.
ぼくが君なら、そんなことはしないだろうに。
<例文②> Had I known the answer, I would have told it to you.
答えを知っていたなら、君に教えただろうに。
<例文③> Should I meet him, I'll tell it to him.
万一彼に会うことがあれば、彼に伝えとくよ。
<例文④> Were the sun to rise in the west, I would not change my mind.
仮に太陽が西から昇ることがあっても、私は自分の気持ちを変えないだろう。
→問題として出される時は、4択問題で文頭に来る語句を聞くことが多い。
それに対しては、Sの後にある語句に着目すれば一撃。
つまり、Sの後ろにある語句が、Cかまたは(前)+(名)などの修飾語句であればWere、
p.p.であればHad、V原型であればShould、to VであればWereである。
誤文訂正問題では、文頭、Sの後ろ、帰結節部分に注目すればO.K.。
この形で厄介なのは、読解中に出て来た場合。ifがないと、??となる。
(例)I would have told it to you had I known it.
これは、would have p.p.が出て来た段階で、「仮定法だ!」と読み、以下のように区切れないと、you had・・・等とやって収拾がつかなくなる。
→I would have told it to you / had I known it.
これは、<例文②>の文の順番を変えただけのものです。
それでは、次に参りましょう。
[2] 他の語句によるif節の代用。
<例文⑤> A gentleman would not say such a thing.
紳士なら、そんなことは言わないだろうに。<名詞句>
<例文⑥> To hear him speak English, you would think of him as an American.
彼が英語を話すのを聞けば、君は彼をアメリカ人だと思うだろう。<to不定詞>
<例文⑦> Knowing what to do, I would have done it right away.
何をすべきか分かっていたなら、すぐにそれをしただろうに。<分詞構文>
<例文⑧> With a little more patience, he would have succeeded.
もう少し忍耐力があれば、彼は成功出来たのに。<副詞句>
→ポイントは明快。助動詞の過去形に注目することである。
仮定法というと、If節を連想する人が多いのだが、仮定法の本質は、気持ちを表す助動詞を過去形にすることにあると言ってもいい。もともと気持ちを表す助動詞を過去形にすることにより、現実との距離感を表しているのである。
「助動詞の過去形を見たら、仮定法を連想すべし」と覚えておいてください。
仮に、仮定法でないにしても、助動詞の過去形には仮定の気持ちを込めていることが多いのだから。
[3] 仮定法を使った決まり文句
[3-1] If it were not for A「Aがなければ」 = Were It not for A
[3-2] If it had not been for A「Aがなかったら」= Had it not been for A
= Without A「Aがなければ、Aがなかったら」
<例文⑨> If it were not for your love, I can't live a happy life.
(訳)君の愛がなければ、幸せに生きられないよ。
=Without your love, ・・・ .
<例文⑩> If It had not been for his help, she might not have won the gold medal.
(訳)彼の助けがなければ、彼女は金メダルが取れなかったかもしれない。
= Without his help, ・・・.
[3-3] I wish S +V~「~ならいいのに」
<例文⑪> I wish I were a bird.
(訳)鳥ならいいのに。
[3-4] If only S+V ~ !「~ならなあ」(可能性がある時には直説法も可)
<例文⑫> If only I knew the answer !
(訳)答えを知ってさえいたらなあ。
[3-5] Would that S + V ~ !「~ならなあ」
<例文⑬> Would that I had more money !
(訳)もっとお金があったらなあ!
[3-6] would rather S + V ~「できれば~していただきたい」
<例文⑭> ' Would you mind my smoking here ?'
'I would rather you didn't.
(訳)「ここで煙草を吸ってもいいですか?」
「出来れば吸わないでいただきたいのですが」
[3-7] as if S+V ~ = as though S+V~「まるで~のように」
<例文⑮ > Mary looks as if she had seen a ghost.
(訳)メアリーはまるで幽霊を見たかのようだ。
[3-8] otherwise「そうでなければ」:これ一語で、条件節の役割をする。
<例文⑯> He didn't know the answer ; otherwise, he would have told it to you.
(訳)彼は答えを知らなかったんだよ。そうでなければ、彼は答えを君に教えてくれただろうに。
最後のポイントに行きます。
[4] 仮定法現在→以下の用法のみ覚えておけばO.K.
助動詞で一回やってます。助動詞②「訳さないshould」のところで。
もう一度、再現します。
[2] that節に訳さないshouldが来るもの。
② demand, insist, require, request「要求する」
suggest、propose「提案する」
order, command「命令する」
request, ask「依頼する」
decide, determine「決定する」
advise「忠告する」, recommend「勧告する」など。
→これらは、should を置かない時には、動詞の原形が来る(仮定法現在)。
<例文⑰> I suggested that he should be quiet in the library.
= I suggested that he be quiet in the library.
図書館では静かにしてはどうか、と彼に提案した。
⇒これらは、「命令・要求・提案」などした時点では、まだ事実になっていないため、このような形態を取る。
③ necessary = essential「必要だ」などの形容詞のあとのthat節内でshouldを用いる場合。
→これも上の動詞と同様、「まだ事実になっていない」ためである。
<例文⑱> It is necessary that she should go at once.
=It is necessary that she go at once.
→例文⑰・⑱の、beやgoを、「仮定法現在」と言います。
確かに、suggestした段階、is necessaryの段階では、まだ現実になってないですよね。
解説は以上です。それでは、今日も元気に、問題演習に参りましょう!!
<問題演習編>
[1] 以下の空所を補充するのに最も適切なものを一つ選べ。
1. ( ) the manager known about John's injury, he would not have included him in the team.
① Had ② Have ③ Having ④ Having had <南山大学ー外・総合政策>
2. ( ) hear people talk about our team, you might think the champion is ours.
① To ② You ③ Having ④ In <杏林大ー医>
3. I wish I ( ) more time !
① have ② had ③ having ④ have had <札幌学院大ー法・経・経営・社会情報>
4. Mary looked as if she ( ) seen a ghost.
① had ② has ③ was ④ had been <法政大ー経・社・スポーツ>
5. If it ( ) for her kind advice, I might have failed in the job interview.
① had not been ② was not ③ were not ④ would not be
<玉川大ー農・工・経営・芸術>
6. Professor Johnson ( ) that Mary give up her part-time job.
① discussed ② mentioned ③ told ④ recommended <南山大ー外・総合政策>
[2] 以下の下線部のうち、文法的に誤りのあるものを選べ。
7. ①Had the brakes ②fail, the delivery truck ③would have run off the road and ④crashed into the trees.
<早大ー人間>
8. My family doctor advised ①that I ②took ③a walk every ④morning.
<佛教大>
9. The doctor strongly recommended that he ①gets up early in the morning ②instead of ③staying up late, for the ④sake of his health.
<神奈川大>
10. The globalization of economic markets ①typically ②require that products ③be shipped from one nation to ④another.
<関西外語大ー外・国際言語>
<解答と解説と和訳>
1. ①:knownとwould not have p.p.に着目。仮定法過去完了の倒置形と判断。
(訳)ジョンの負傷を監督が知っていたなら、監督はジョンをチームに含めなかっただろうに。
2. ①:うしろのmightより、to Vによる条件説の言い換えと判断(だが、仮定法と分からなくても、消去法で解ける)。
②:文をつながない。
③:後ろがp.p.になる。
④: うしろがVingになる。
(訳)人々が私たちのチームについて話すのを聞けば、あなたはチャンピオンが私たちのチームと思うかもしれない。
3. ②:I wishの後ろは、仮定法<条件節>の形が来る。
(訳)もっと時間があればいいのに。
4. ①:as ifの後ろは、仮定法<条件節>がくる。③④はOが続かない。この例文は良く出るので、覚えてしまった方が良い。
(訳)メアリーは。、幽霊でも見たかのようだ。
5. ①:帰結節の、might have failedより、仮定法過去完了と判断。
(訳)彼女の親切な助言がなければ、私は就職面接に失敗していたかもしれない。
6. ④:that節の中のVが原形になるのは、④のみ。recommendを覚えておいてもいいが、原理を理解すると、覚えていなくても解ける。①~③までは、「言う」を表すだけで「すべきだ、しろ」というニュアンスがない。
(訳)ジョンソン教授はメアリーにパートの仕事を辞めるよう勧めた。
7. ②(→failed):帰結節のwould have runから、仮定法過去完了と判断。その倒置形だから、had p.p.とすべき。
(訳)ブレーキが壊れていたら、その配送トラックは、道路からはみ出し、木に衝突していただろうに。
8. ②(→take):adviseは「~しろと助言する」という意味だから、~の部分(that節)の中は、原形(仮定法現在)。tookのままだと、過去の事実になってしまい、adviseする必要がなくなってしまう(ココが理解出来るといい!)。
(訳)私の主治医は毎朝散歩するよう私に助言した。
9. ①(→get):recommendは、「~しろと勧める」という意味なので、that節内はV原形。
②:instead of A「Aの代わりに」
③:stay up late「夜更かしする」。ここでは、上記Aの部分に入れるために動名詞としている。
④:for the sake of A「Aのために」<目的> = for A's sake = for the purpose of A
(訳)医者は彼に、健康のために夜更かししないで、朝早く起きるよう強く勧めた。
10. ②(→requires):主語は、'globalization'なので、Vには三単現のsを付ける。
① typically(副)典型的には
③ 仮定法現在
④ from one ~ to another「一つの~から別の~へ」
(訳)経済市場のグローバル化は、典型的には、製品をある国から別の国へと輸送することを必要とする。
以上で仮定法は終了です。
明日は、今までの総復習の演習を、最新の入試問題を使ってやりましょう。
しっかりと復習をしておいてください!!
それでは、また!!!
いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。
本日の内容は、昨日からの続きとなりますので、昨日読んでない方は、昨日の解説部分だけでも読んでから今日の講義に臨んでください。
問題演習は、昨日の分、今日の分をまとめてやっていただいても構いません。
それでは、今日の講義に参りましょう。
[1] 倒置によるifの省略
昨日は、条件節はifで始まるものだけを扱いましたが、今日は、条件部分にifが現れないものをやります。
まず始めが、これ!「倒置によるifの省略」です
[1-1] If S were ~ → Were S ~「もし~なら」
[1-2] If S had p.p. ~ → Had S p.p.~「もし~だったら」
[1-3] If S should V ~ → Should S V ~「万が一~なら」
[1-4] If S were to V ~ → Were S to V ~「仮に~なら」
→要は、操作詞相当語句を文頭に出すことにより、ifが省略出来る、ということ。
ただし、一般動詞過去形の場合、Didを文頭に出してIfを省略することは、通常、しない。
上の形のみを覚えておけば大丈夫。
例文に行きます。
<例文①> Were I you, I would not do such a thing.
ぼくが君なら、そんなことはしないだろうに。
<例文②> Had I known the answer, I would have told it to you.
答えを知っていたなら、君に教えただろうに。
<例文③> Should I meet him, I'll tell it to him.
万一彼に会うことがあれば、彼に伝えとくよ。
<例文④> Were the sun to rise in the west, I would not change my mind.
仮に太陽が西から昇ることがあっても、私は自分の気持ちを変えないだろう。
→問題として出される時は、4択問題で文頭に来る語句を聞くことが多い。
それに対しては、Sの後にある語句に着目すれば一撃。
つまり、Sの後ろにある語句が、Cかまたは(前)+(名)などの修飾語句であればWere、
p.p.であればHad、V原型であればShould、to VであればWereである。
誤文訂正問題では、文頭、Sの後ろ、帰結節部分に注目すればO.K.。
この形で厄介なのは、読解中に出て来た場合。ifがないと、??となる。
(例)I would have told it to you had I known it.
これは、would have p.p.が出て来た段階で、「仮定法だ!」と読み、以下のように区切れないと、you had・・・等とやって収拾がつかなくなる。
→I would have told it to you / had I known it.
これは、<例文②>の文の順番を変えただけのものです。
それでは、次に参りましょう。
[2] 他の語句によるif節の代用。
<例文⑤> A gentleman would not say such a thing.
紳士なら、そんなことは言わないだろうに。<名詞句>
<例文⑥> To hear him speak English, you would think of him as an American.
彼が英語を話すのを聞けば、君は彼をアメリカ人だと思うだろう。<to不定詞>
<例文⑦> Knowing what to do, I would have done it right away.
何をすべきか分かっていたなら、すぐにそれをしただろうに。<分詞構文>
<例文⑧> With a little more patience, he would have succeeded.
もう少し忍耐力があれば、彼は成功出来たのに。<副詞句>
→ポイントは明快。助動詞の過去形に注目することである。
仮定法というと、If節を連想する人が多いのだが、仮定法の本質は、気持ちを表す助動詞を過去形にすることにあると言ってもいい。もともと気持ちを表す助動詞を過去形にすることにより、現実との距離感を表しているのである。
「助動詞の過去形を見たら、仮定法を連想すべし」と覚えておいてください。
仮に、仮定法でないにしても、助動詞の過去形には仮定の気持ちを込めていることが多いのだから。
[3] 仮定法を使った決まり文句
[3-1] If it were not for A「Aがなければ」 = Were It not for A
[3-2] If it had not been for A「Aがなかったら」= Had it not been for A
= Without A「Aがなければ、Aがなかったら」
<例文⑨> If it were not for your love, I can't live a happy life.
(訳)君の愛がなければ、幸せに生きられないよ。
=Without your love, ・・・ .
<例文⑩> If It had not been for his help, she might not have won the gold medal.
(訳)彼の助けがなければ、彼女は金メダルが取れなかったかもしれない。
= Without his help, ・・・.
[3-3] I wish S +V~「~ならいいのに」
<例文⑪> I wish I were a bird.
(訳)鳥ならいいのに。
[3-4] If only S+V ~ !「~ならなあ」(可能性がある時には直説法も可)
<例文⑫> If only I knew the answer !
(訳)答えを知ってさえいたらなあ。
[3-5] Would that S + V ~ !「~ならなあ」
<例文⑬> Would that I had more money !
(訳)もっとお金があったらなあ!
[3-6] would rather S + V ~「できれば~していただきたい」
<例文⑭> ' Would you mind my smoking here ?'
'I would rather you didn't.
(訳)「ここで煙草を吸ってもいいですか?」
「出来れば吸わないでいただきたいのですが」
[3-7] as if S+V ~ = as though S+V~「まるで~のように」
<例文⑮ > Mary looks as if she had seen a ghost.
(訳)メアリーはまるで幽霊を見たかのようだ。
[3-8] otherwise「そうでなければ」:これ一語で、条件節の役割をする。
<例文⑯> He didn't know the answer ; otherwise, he would have told it to you.
(訳)彼は答えを知らなかったんだよ。そうでなければ、彼は答えを君に教えてくれただろうに。
最後のポイントに行きます。
[4] 仮定法現在→以下の用法のみ覚えておけばO.K.
助動詞で一回やってます。助動詞②「訳さないshould」のところで。
もう一度、再現します。
[2] that節に訳さないshouldが来るもの。
② demand, insist, require, request「要求する」
suggest、propose「提案する」
order, command「命令する」
request, ask「依頼する」
decide, determine「決定する」
advise「忠告する」, recommend「勧告する」など。
→これらは、should を置かない時には、動詞の原形が来る(仮定法現在)。
<例文⑰> I suggested that he should be quiet in the library.
= I suggested that he be quiet in the library.
図書館では静かにしてはどうか、と彼に提案した。
⇒これらは、「命令・要求・提案」などした時点では、まだ事実になっていないため、このような形態を取る。
③ necessary = essential「必要だ」などの形容詞のあとのthat節内でshouldを用いる場合。
→これも上の動詞と同様、「まだ事実になっていない」ためである。
<例文⑱> It is necessary that she should go at once.
=It is necessary that she go at once.
→例文⑰・⑱の、beやgoを、「仮定法現在」と言います。
確かに、suggestした段階、is necessaryの段階では、まだ現実になってないですよね。
解説は以上です。それでは、今日も元気に、問題演習に参りましょう!!
<問題演習編>
[1] 以下の空所を補充するのに最も適切なものを一つ選べ。
1. ( ) the manager known about John's injury, he would not have included him in the team.
① Had ② Have ③ Having ④ Having had <南山大学ー外・総合政策>
2. ( ) hear people talk about our team, you might think the champion is ours.
① To ② You ③ Having ④ In <杏林大ー医>
3. I wish I ( ) more time !
① have ② had ③ having ④ have had <札幌学院大ー法・経・経営・社会情報>
4. Mary looked as if she ( ) seen a ghost.
① had ② has ③ was ④ had been <法政大ー経・社・スポーツ>
5. If it ( ) for her kind advice, I might have failed in the job interview.
① had not been ② was not ③ were not ④ would not be
<玉川大ー農・工・経営・芸術>
6. Professor Johnson ( ) that Mary give up her part-time job.
① discussed ② mentioned ③ told ④ recommended <南山大ー外・総合政策>
[2] 以下の下線部のうち、文法的に誤りのあるものを選べ。
7. ①Had the brakes ②fail, the delivery truck ③would have run off the road and ④crashed into the trees.
<早大ー人間>
8. My family doctor advised ①that I ②took ③a walk every ④morning.
<佛教大>
9. The doctor strongly recommended that he ①gets up early in the morning ②instead of ③staying up late, for the ④sake of his health.
<神奈川大>
10. The globalization of economic markets ①typically ②require that products ③be shipped from one nation to ④another.
<関西外語大ー外・国際言語>
<解答と解説と和訳>
1. ①:knownとwould not have p.p.に着目。仮定法過去完了の倒置形と判断。
(訳)ジョンの負傷を監督が知っていたなら、監督はジョンをチームに含めなかっただろうに。
2. ①:うしろのmightより、to Vによる条件説の言い換えと判断(だが、仮定法と分からなくても、消去法で解ける)。
②:文をつながない。
③:後ろがp.p.になる。
④: うしろがVingになる。
(訳)人々が私たちのチームについて話すのを聞けば、あなたはチャンピオンが私たちのチームと思うかもしれない。
3. ②:I wishの後ろは、仮定法<条件節>の形が来る。
(訳)もっと時間があればいいのに。
4. ①:as ifの後ろは、仮定法<条件節>がくる。③④はOが続かない。この例文は良く出るので、覚えてしまった方が良い。
(訳)メアリーは。、幽霊でも見たかのようだ。
5. ①:帰結節の、might have failedより、仮定法過去完了と判断。
(訳)彼女の親切な助言がなければ、私は就職面接に失敗していたかもしれない。
6. ④:that節の中のVが原形になるのは、④のみ。recommendを覚えておいてもいいが、原理を理解すると、覚えていなくても解ける。①~③までは、「言う」を表すだけで「すべきだ、しろ」というニュアンスがない。
(訳)ジョンソン教授はメアリーにパートの仕事を辞めるよう勧めた。
7. ②(→failed):帰結節のwould have runから、仮定法過去完了と判断。その倒置形だから、had p.p.とすべき。
(訳)ブレーキが壊れていたら、その配送トラックは、道路からはみ出し、木に衝突していただろうに。
8. ②(→take):adviseは「~しろと助言する」という意味だから、~の部分(that節)の中は、原形(仮定法現在)。tookのままだと、過去の事実になってしまい、adviseする必要がなくなってしまう(ココが理解出来るといい!)。
(訳)私の主治医は毎朝散歩するよう私に助言した。
9. ①(→get):recommendは、「~しろと勧める」という意味なので、that節内はV原形。
②:instead of A「Aの代わりに」
③:stay up late「夜更かしする」。ここでは、上記Aの部分に入れるために動名詞としている。
④:for the sake of A「Aのために」<目的> = for A's sake = for the purpose of A
(訳)医者は彼に、健康のために夜更かししないで、朝早く起きるよう強く勧めた。
10. ②(→requires):主語は、'globalization'なので、Vには三単現のsを付ける。
① typically(副)典型的には
③ 仮定法現在
④ from one ~ to another「一つの~から別の~へ」
(訳)経済市場のグローバル化は、典型的には、製品をある国から別の国へと輸送することを必要とする。
以上で仮定法は終了です。
明日は、今までの総復習の演習を、最新の入試問題を使ってやりましょう。
しっかりと復習をしておいてください!!
それでは、また!!!