皆さん、今日は!
いつも、このブログをお読みいただいて、ありがとうございます。

今日は、皆さんにプレゼントが有ります。

演習問題で、最新の入試問題(2012年度)をやりましょう!

それでは、早速本題に。

まずは、これ。

<活用・意味に注意すべき動詞①>
1) lie - lay - lain - lying (自)横になる、在る

2) lay - laid - laid - laying (他)~を横にする、置く

3) lie - lied - lied - lying (自)嘘をつく

→特に、1)と2)は、綴りが重なる部分があり、意味も似ているので、要注意。

<活用に注意すべき動詞②>
4) rise - rose - risen - rising (自)上がる

5) raise - raised - raised - raising (他)~を上げる

→4)は、発音にも注意。[raiz]-[rouz]-[rizn]と発音する。

この他、[自⇔他の入れ替え]で、意外な意味で使う動詞がある。
<意外な意味で使う動詞>
[1] 普段は他動詞で使うが、意外な意味で自動詞で使うもの
・do(自)役立つ、間に合う(will doの形で)
・keep(自)(飲食物が)もつ(くさらない)
・pay(自)利益になる、割に合う
・sell(自)売れる

[2] 普段は自動詞で使うが、意外な意味で他動詞で使うもの。
・become 人「人に似合う」
・run O「Oを経営する」
・stand O「Oを我慢する」

[3] その他、特定の目的語で、特定の意味を持つもの。
・meet one's needs「人の必要を満たす」
・command a view「景色を見渡せる」
・see/consult a doctor「医者に診てもらう」

<「話す」を表す単語>
5) speak :「しゃべる」という動作中心。speak to 人(例外)speak a word/言語

6) talk:「人と話す」という意味。talk to/with 人 about ~ (例外)talk 人 into doing「人を説得してdoさせる」

7) say:「何かを言う」という内容中心の語:say [to 人] 名詞/that S+V~

8) tell:「人に何かを伝える」という語。伝える相手が必要。:tell 人 [about] 名詞/ that S+V~

それでは、演習問題に行ってみましょう!

<演習問題>
1. The cat has (  )in the sun all morning.
 ① lay ② lied ③ lain ④ laid

2. The man (  )asleep all day long.
 ① laid ② lying ③ lain ④ lay

3. You have to (  )your hand if you want to speak at the meeting.
 ① rise ② rose ③ raise ④ arise

<以下、今年2012年の大学入試問題より>
4. Taro (  )me about his plan to go to New York.
 ① talked ② said ③ spoke ④ told <名古屋学院大学ー経済・商>

5. Mary (  )her children a story every night before they go to bed.
 ① expresses ② says ③ speaks ④ tells <南山大ー人文・経済>

6. Do you have to (  )that in such a loud voice ?
 ① say ② talk ③ tell ④ speak <中央大ー商>

7. What (  )you to Tokyo ?
 ① arrives ② brings ③ comes ④ depends ⑤ thinks <日本福祉大>

8. She ①entered to the room without making ②any sound, ③so as not to disturb ④the others.(誤りの箇所を指摘せよ)<立命館大>

9. Call me when your trains reaches (  )Tokyo and I'll come to the station to pick you up.(適切な前置詞を入れよ。不要であれば×を記入せよ。)<早大ー人間(改)>

10. I quite (  )your view on that.
 ① agree ② agree with ③ agree against ④ agree along <青山学院大ー法>

<答えと解説>
1. ③:完了のhaveのあとなので、p.p.(過去分詞)が入る。ここはカッコの後ろに、修飾語句しかないので、自動詞が入る。猫は嘘をつかないので、②は不可。
(訳)猫は午前中ずっと日なたで寝転がっていた。

2. ④:後ろのasleepは「眠っている」という形容詞で、the manの説明をしている。つまり、補語。だから、自動詞がいい。②③は単独ではVにならないので、不可。
(訳)男は一日中横になって眠っていた。

3. ③:your handを目的語に取れるのは③raise「~を上げる」だけ。④ariseは「起こる」という意味の自動詞。
 (訳)会議でしゃべりたければ、手を挙げなくてはいけません。

4. ④:人を目的語に取れるのは、④だけ。
 (訳)太郎は、ニューヨークへ行くという彼の計画について、私に話した。

5. ④:人+物を目的語に取れるのは、④のみ。
 (訳)メアリーは、子供たちには毎晩、寝る前に物語を読んであげる。

6. ①:that(物事)を目的語に取れるのは①sayのみ。③は目的語に人が必要。
 (訳)それをそんなに大声で話す必要はあるの?

7. ②:人を目的語に取れるのは、②のみ。⑤は人が主語になる。
 (訳)何があなたを東京に連れて来たのか?(=何であなたは東京に来たのか?)

8. ①:enterは他動詞。よって前置詞不要。any sound「どんな音も」so as not to do「doしないように」the others「他の人たちみんな」は、全て正しい表現。
 (訳)彼女は他の人たちみんなの邪魔をしないように、どんな物音も立てずに部屋に入って来た。

9. ×:reachは他動詞。よって前置詞不要。

10. ②:agree「同意する」は自動詞。組み合わせて使う前置詞は、この中ではwithのみ。agreeの前置詞のルールは、結構複雑なので、自分でジーニアスで見てほしい。その中でも、agree with 人/人の意見は良く出るので、まず覚えてもらうといいかな。

いかがでしたか?
ざっと見ただけで、これだけ多くの問題が出されています。

しっかりと復習してください!

それでは、また!!