いよいよ春が訪れようとしております。
春といえば肝臓の季節。
春といえば新しいことにチャレンジする季節。
新しい部活動に入ろうと思ってワクワクしている人も多いことでしょう。
肝臓がしっかりしておれば、いつも目や全身の筋肉に血液がまわり、怪我をすることを予防できます。
体力が保たれていても、気力が湧かないこともあります。
そんな時は気力を増強するために皮膚を乾布摩擦します。
皮膚は肺に刺激を与えます。
肺という臓器こそ気の原動力となる臓器です。
自然と一体となり、自己の変化を敏感に捉えていた時代を生き抜いた人は気の流れを肌で感じていたはずです。
私も柔道で気の流れを肌で感じられるようになり、今でも気の流れを自己調整しています。
気も体力を補う血もそれぞれ胃が元で生成されていきますが、体表にはじめて出てくるのが胸の付け根あたりであり、そこのツボを中府といいます。
中府から手先に向かって肺(気)の流れが手先に向かって始まります。
そしてそこから図に示すように全身を駆け巡ります。
知っていて損はないので、図で示します。
これに沿って朝起きた際には、摩ってみることをお勧めします。
また、へその下に充実した何かを感じてそれが上にあがっていく感じが判るようでしたら素晴らしいと思います。
私は周囲の気を集めて、患者さんへ流しています。
その時は背中から手から足からジンジン流れることを感じます。
気とは見えない分面白く、興味深いものです。
気が手のひらに充満している時は熱くてしょうがありません。
患者さんも「院長の手熱いです」といいます。
そのうちカメハメ波を打てるかもしれませんね。
(あい天正堂 院長)