アクセスアップを狙う上で注目すべきことと
いえば、消費者個人の一人ひとりの性格や
態度というのは状況によって大きく変わり
うるということです。
もしかすると、朝であれば家族と一緒に
お食事を食べるというような優しい父親
というキャラクターを持っているかも
しれませんが、会社にいけば、上司に
怒鳴り散らされ説教をくらっている
平社員かもしれません。
つまり自己意識というのは状況によって
変化しうるというものです。
これによって消費される商品サービスと
いうのも状況に応じて異なるということ
がいえます。
例えば良く食べる食べ物ということを
考えた場合であっても、家では和食を
食べるかもしれませんが、外出先では
インスタント系やコンビニ系の食事
ばかりかもしれません。
このように考えてみると、商品サービスを
媒介とした自己意識と、今から一体何が
したいのかという目的などが相互に影響を
及ぼしあって消費が決定されることに
なることが把握できます。
これを把握することは販売者側にとっては
商品企画をする際に大いに有効になると
いうことがいえます。
さらに自己流にアレンジして商品をカスタマ
イズ化をするという方法も有効です。
商品化をする販売者側にとっては自己流
に仕上げるということに喜びを感じ取る
ことができ、選択の自由度が広がる満足
感が得られるということにあります。
とくに思い入れの度合いが強い商品であ
ればこのカスタマイズ化というのは非常に
大きな効果を発揮します。
バイクやパソコンなどは特にパーツを
交換するということにとてつもない喜び
を感じるマニアというのがこの世に存在
するものです。
一方で、食料品などの日用雑貨に関して
はさほどカスタマイズ化があまり影響
しないというケースもあります。
もしマニアがいる市場であれば、細かく
デザインなどを研究することによって
大ヒット商品を生み出すことが可能に
なります。
ですので今後マニア向けに商品販売を
してアクセスアップを狙うのであれば
思い入れの度合いの程度や、自己流の
カスタマイズのリスクが小さく、かつ
カスタマイズによる喜びが感じやすい
商品、サービスを開発するということが
必須になります。