近年はインターネットが普及したと同時に
パソコンユーザーも急増してます。
パソコンソフトというのもかなりの数が販売
されているのですが、中にはパッケージを購入
せずに月額の格安料金制度を導入して借りる
だけで利用できるというサービスを実施して
いる企業もあります。
実際に顧客が自分でバージョンアップをした
りセキュリティに関する問題で労力を奪われ
たくないという顧客にとっては、たいへん便利
なサービスであると言えます。
これは顧客にとって商品を購買したいという
意欲よりむしろ、商品を利用できればよいと
いう利用意欲の方が高いということが言えます。
同様なことがビデオのレンタルなどにも言え
ます。
自分でビデオを買ってしまうことによって、
確かに何度も繰り返し見れるというメリットは
あるのですが、飽きてしまう可能性もあります
し、さらに数が増えると収納するスペースで
頭を悩ませるというデメリットが生じます。
ですので月額の料金制度で安くでレンタルして
必要なビデオだけ必要なだけ見て済ますという
ことが顧客にとってはありがたいのです。
ちなみにコンタクトレンズのメーカーでも
同じようなサービスを展開している会社が
存在します。
その会社では、月額料金を課金して、汚れ
や破損してコンタクトレンズをいつでも
交換できるというもので、さらに眼科医に
よる診断まで店内で実施できるという
サービスです。
顧客にとってはコンタクトレンズを購入し
て所有するという満足ではなく、目の病気
も含めた目の総合なケアを継続的に実施
できるということに満足感を感じているため
ユーザー数が急増しているという結果に
なりました。
メーカーにとっても、定期的名顧客との
接点を増やすきっかけにもなりますし、
顧客からレンズや目の病気に関するニーズ
を調査できるというメリットもあり、
今後のサービス向上に役立てることが
できることになります。
これを活用することによって、顧客の
ものの所有意欲よりも利用意欲へ転換
することによって、さまざまなニーズ
に気がつくというチャンスを増やして
いる仕組みになっています。
ですので単に商品やサービスを売るた
めに広告を出したりアクセスアップの
方法を検討するということだけに留まらず
消費者が本当に何を望んでいるのかまで
分析することが大切です。
顧客は所有意欲があるのか、それとも
利用意欲があるのかということをしっかり
と把握できるようになるマーケティング
活動を実践しましょう。