最近バタバタで、色んな方に迷惑をかけ、

チョットテンパリ気味です。

なので、少しここで生き抜き。


私の好きな詩を、載せてみました。


     『涙穴』

〈涙穴〉 という優しい言葉がある。

人間や動物の涙腺ではない。

堤防などが崩れ落ちないように施工した、

コンクリートの壁に、

幾つか開けている小さな排水孔のことだ。

あんなところにも、可憐な生き物がついばむ、

餌がこぼれているのだろうか。

今もあそこで、朝の光に濡れた雀が、

せわしなく出たり入ったりしている。


どんな人の心の固い壁にも、

涙穴の二つや三つは開いているものだ。

                             安西 均



安西 均の詩の中で一番好き詩です。
そして、安西 均 の最後の詩でもあります。

この詩を読むと、自分の人間としての未熟さを感じてしまいます。

まだまだです。