好きなことをしているうちに「あっ」と云うまに時間が経ってしまうなんて事があります。
で、手元の成果を見てみると意外と進んでなかったり、完成していても想像通りのものではなかったり。
うまくいったときの事が、「いい具合」に美化されていて、今、手元にある物に対して「こうじゃない」みたいな、
妙な葛藤がまた湧いてきて、モヤモヤしてきます。
そのうち諦めが出てきて「今日はこれでいいや」って、そのままなんて事があります。
そうなった場合はちゃんと睡眠をとって、意識をリセットする。 で、目が覚めた折には「あたしゃ一体何やってたんだろう」という物が目の前にあるか無いかで、自分のしてきたことに初めて冷静になれる...今回はそんな話です。
話は2016年に遡ります。
第3回ろうがんず杯に提出するキットをスツーカG型に。
米軍の対地支援攻撃機A-10の設計にWW2ドイツ軍エース、ルーデル氏のアドバイスが生かされていると知って。
キットはとても組みやすく、部品構成もさほど多くないので説明書通りに進めば簡単綺麗に仕上がります。
付属のフィギュアも素晴らしい造形で普通に塗装するだけで良い感じに。
説明書には迷彩用のマスキングガイドがキット実寸で表示してあるので、エアテックス マスキングフィルム を当てて必要な形に切り出して塗装、所定の位置にデカールを貼って、気流の流れを意識したウォッシングで表面を整え、つや消しクリアを薄めたものでコートしてアンテナ線を取り付ければ本体は完成です。
展示方法を検討します。
対地攻撃機ということで、機首を下向きに...はよかったのですが、模型用として市販されているものには「此れ」と言う物がなかったので、店舗用品店で見つけてきたアクリル製のサインボードに登場してもらいます。
湾曲したサインボードを手前に低くなるように置き、T字に組んだ透明アクリルを両面テープで固定。フラップの段差に合う幅に合わせて掛けるようにして下向きに固定します。
角度を検討中...
本戦に提出した状態はこれ↓
ペラブレードが複数に見えるのは複製によるもので、パジコ シリコーンモールドメーカーを使ってUV硬化レジン 太陽の雫(ソフト)で製作。
尾翼のフィギュアはマスターボックス 1/24 ピンナップガール No.5 をセメダインエポキシパテ 木工用を盛り付けて製作
フィギュアを乗せた爆装は1/24のサンダーボルトから流用しました。
と簡単に書いちゃいますが、完成はろうがんず杯の当日早朝。
もちろん前日に横浜入りして、ホテルで黙々と製作。
本体は完成していたのですが、前回のサンダーボルト同様にピンナップガールを添えたいと思ったのが運の尽き。
相方が寝ている横で眠い目こすりながら完徹状態。
着色してなんとか形にしたって感じです。
移動中のブルーライン車内で少しの仮眠を取って、
会場入りして早速展示。
ここで、初めて「なんだこれ」みたいな感覚が襲ってきました。
「あたしゃ、一体何作ったんだろう...」
みなさんの作品を観察して勉強しようと
一旦作品から離れてから元に戻ってみたら、この作品、
いろんな方に興味を持って見ていただいたようなので、
「コレも有りなんだ」という気がしてきました。
審査いただいたろうがんずメンバーさんから、「もう少し汚しを加えたらいいんじゃない」と貴重なご意見をいただく傍ら、なんとか立ってるのがやっとでしたー (笑)
そうそう、とても嬉しかったのは
MAX渡辺氏がご挨拶がてらお見えになっていて、
この作品を個人的にカメラに収めていかれたのが
印象的でした。
固定脚なのでいい角度に固定できました。
銃座の兵はピンナップガールを撃ち落そうとしています。
横から。
...最後までご覧いただき有難うございました。






